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ポイント!
日頃からイヌの皮膚の様子を観察する習慣を。汚れた場所はすぐに清潔にしてあげることも大切です。
膿皮症治療や尿路感染症に高い効果が認められている抗生物質。日本ではリレキシペットA錠として知られています。イヌの好むチキン味に調整され、投薬がより簡単に。
※こちらの商品はシートでの販売(7錠)となります※
リレキシン錠 300mg(7錠)
Rilexine - 300mg (7 Tablets)
販売価格(税込): 1150 円
オリジナル商品名 : リレキシペットA錠
製薬会社名 ビルバック・フランス
適応症状 :
膿皮症 尿路感染症
商品紹介 :
リレキシン 300mg錠は、セフェム系抗生物質のセファレキシンを有効成分とする薬です。細菌性感染症を引き起こす病原性細菌の増殖を抑えることによって症状を改善する作用があります。
細菌性感染症とは、微生物の一種である細菌が何らかの原因によって動物の体表や体内で異常繁殖することで起こります。その多くが普段から動物の体に存在する常在菌によるものですが、これは通常であれば常在菌の異常繁殖を抑えている動物の免疫機能やバリア機能が、ほかの病気や薬剤の使用によって低下することによります。特に皮膚は寄生虫の寄生や真菌(カビ)の増殖、シャンプーなどの刺激による損傷が起こりやすいため、損傷した部位から細菌が侵入することによる感染症を発症しやすいという性質があります。その代表的なものが膿皮症です。軽傷であれば発赤や丘疹、膿疱といった症状が認められる程度ですが、感染が深部にまでおよぶと腫れや痛み、発熱といった症状を引き起こします。
細菌性感染症に有効な薬が、セファレキシンを含む抗生物質です。細菌の生存に必要不可欠な機能に損傷を与え、その成長や増殖を不可能とする作用があります。細菌は形態や特徴によって分類されていますが、リレキシン 300mg錠の有効成分であるセファレキシンは細菌の中でもグラム陽性菌と呼ばれる、細胞の外側に厚い被膜を持った細菌に対して優れた効果を発揮します。そのためグラム陽性菌によって引き起こされる尿路感染症やそのほかの感染症の治療にも用いられています。
抗生物質の効果は、対象となる細菌の形態や性質に左右されるため、その使用は適切な検査による起因菌の特定に基づいて行なわれる必要があります。また、症状が見られなくなったからと言って自己判断で使用を中断することによって薬剤耐性のある細菌の出現を招くことになるため、抗生物質は獣医師の指示をきちんと守って使用すべきとされています。
使用方法 :
※下記はリレキシン錠使用方法のガイドラインです。正確な使用量、使用期間に関しては獣医師の指示に従ってください。
●使用量:
通常、体重1kgにつき15mgを1日2回、または体重1kgにつき30mgを1日1回を下記の期間投与します。
中型犬:
体重20kgにつきリレキシン300mgを1錠、または体重10kgにつきリレキシン300mg半錠の使用が一般的とされています。
●投与期間
・表在性皮膚炎の治療: 最低15日間
・深在性皮膚炎の治療: 最低28日間
・尿路感染症の治療: 14日間
【使用上の注意】
腎機能の低下している動物には投与量を減らすなど慎重に行なってください。また、腎毒性のある薬物などとの併用は避けてください。
- この薬の説明書(日本語訳)はこちら
- リレキシン® 75mg-300mg-600mg錠
セファレキシンを(セファレキシン一水和物の形態で)含む内服剤
■薬の構成
リレキシン®75は1錠にセファレキシンを75mg含む180mgの錠剤です。
リレキシン®300は1錠にセファレキシンを300mg含む720mgの錠剤です。
リレキシン®600は1錠にセファレキシンを600mg含む1440mgの錠剤です。
■適応症
セファレキシンに感受性のある微生物による犬の細菌性皮膚感染症(表在性、および深在性膿皮症を含む)
セファレキシンに感受性のある微生物による猫の皮膚および皮下の感染症(傷、膿瘍)
セファレキシンに感受性のある微生物による犬猫の尿路感染症(腎炎、膀胱炎)
■使用禁忌
ペニシリン系やセファロスポリン系などの抗生物質に過敏症反応のある動物への使用は禁忌とされています。
ウサギ、モルモット、ハムスター、アレチネズミには使用しないでください。
■副作用
猫への使用において一時的な軟便や嘔吐が報告されています。
もし他に何か重篤な症状やこの使用説明書に含まれていない症状が認められた場合には速やかにかかりつけの獣医師に報告してください。
■警告
この製品の使用は感染動物から隔離された微生物のセファレキシンに対する感受性の確認検査の結果に基づいて使用すべきであるとされています。感受性の有無を確認する検査の実施が可能でない場合の製品の使用は患部の疫学的な特徴に基づいて行なうべきであるとされています。他の抗生物質と同様にセファレキシンは主に腎臓から排出されます。そのため腎機能の低下した動物においては薬効成分の排出機能低下による成分の体内への貯留が引き起こされることがあります。そのため腎機能の低下した動物に使用する場合には投与量を原料し、また腎毒性のある薬剤との同時使用を避ける必要があります。
この製品を体重1kg未満の子犬や週齢9週未満の子猫に使用することはしないでください。この製品を使用説明書で指示されている内容と異なる用途で用いることはセファレキシン耐性菌の発現を招く可能性を高めほか、潜在的な交叉耐性によって他のセファロスポリン系抗生物質やペニシリン系抗生物質の治療効果を減弱させる恐れがあります。
ネコの皮膚、或いは皮下感染症の患部の治療は抗生物質を用いた治療の補助的なものであることに留意してください。
■妊娠中、授乳中の動物への使用
この製品の妊娠中、授乳中の動物においても使用することができます。
■投与量および投与方法
体重1kgに対しセファレキシン15mgを1日2回(体重1kgに対しセファレキシン30mgの投与と同等)投与します。
使用期間:
猫の皮膚および皮下の感染症(傷、膿瘍):5日間
犬と猫の尿路感染症:14日間
犬の表在性皮膚炎:最低15日間
犬の深在性皮膚炎:最低28日間
実際の投与量:
小型犬、猫:
体重5kgに対しリレキシン®75を1錠、或いは体重2.5kgに対しリレキシン®75を半錠投与します。
中型犬:
体重20kgに対し、リレキシン®300を1錠、或いは体重10kgに対しリレキシン®300を半錠投与します。
大型犬:
体重40kgに対し、リレキシン®600を1錠、或いは体重20kgに対しリレキシン®600を半錠投与します。
分割した残りの半錠は元のブリスターに入れて保管してください。
過少投与となることを避け、適切な量を投与するために動物の体重を出来る限り正確に測定するようにしてください。
多くの犬や猫はリレキシン®を直接投与されることに抵抗をみせませんが、場合によっては錠剤と砕いて餌に混ぜることもできます。
重度の症状や急性の症状においては投与量を倍にして投与することも可能です。
■投薬作業者に対する注意事項
ペニシリン系抗生物質やセファロスポリン系抗生物質は注入、吸収、摂取、そして接触による過敏症反応(アレルギー)を引き起こす可能性があります。ペニシリン系抗生物質に対して過敏症反応がある場合、セファロスポリン系抗生物質に対しても過敏症反応が引き起こすことがあります。また、この逆の場合もあり、場合によっては重度の症状が引き起こされることもあります。
1)ペニシリン系、或いはセファロスポリン系抗生物質に対して過敏症である場合や、医師によってこれらの調剤の使用を避けるように指示されているような場合のこの製品の取り扱いは避けてください。
2)この製品の取扱時に予想外の吸入、摂取、接触などが起こらないよう、十分に注意してください。
3)この製品に接触後、発疹などの症状が認められた場合には速やかに医師の診察を受けるようにしてください。診察時には、この使用説明書を医師に提示してください。顔、唇、目の腫れや、呼吸困難、他の重篤な症状が見られた場合には緊急の処置が必要となります。
この製品の使用後には手をよく洗ってください。
■保管
子供の手の届かないところで保管してください。
直射日光を避けて保管してください。
ブリスターは外箱に入れた状態で保管してください。
POM-V
獣医師による要指示薬
イギリス政府によって認可された動物用医薬品作業者
■廃棄の仕方
使用済みのパッケージはごみ箱に捨ててください。
未使用の錠剤は獣医師に返却してください。
■仕様
1箱に7錠入りのブリスターが30枚入っています。
リレキシン®75: Vm05653/4131
リレキシン®300: Vm05653/4133
リレキシン®600: Vm05653/4132
動物用治療薬としてのみご利用ください。
医薬品市販承認取得者: Virbac S.A. ●1ere avenue●2065m●06516 Carros Cedex-France
販売元:Virbac Ltd ● Windmill Avenue●Woolpit Business Park●Woolpit●Bury St Edmunds●Suffolk IP30 9UP ●United Kingdom