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ポイント!
肥満は関節炎発症の一大要因。肥満のイヌに対しては食事療法や運動療法も取り入れてね。
痛みを発する物質の生成を阻害して痛みをシャットアウト。新しいイヌ用消炎鎮痛薬。安全性、効果ともに優れ、急性、慢性両方の痛みを効果的に緩和します。
オンシオール錠 10mg(体重5-10kgのイヌ用)(28錠)
Onsior Dog (Robenacoxib) - 10mg (28 tablets)(5kg-10kg)
販売価格(税込): 3930 円
オリジナル商品名 : オンシオール錠
製薬会社名 ノバルティス
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
適応症状 :
椎間板ヘルニア 変形性関節症 変形性脊髄症
商品紹介 :
オンシオール錠は、椎間板ヘルニアや変形性脊髄症、そして運動器疾患などに伴う疼痛の緩和に優れた効果を発揮する非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)です。
従来のNSAIDsと比べて胃腸や腎機能に及ぼす悪影響が少なく、またその消炎鎮痛作用が炎症部において長時間継続するという特徴から、安全性、有効性に優れた新しいNSAIDsとして2011年にその使用が認可されています。
イヌに頻繁に見られる疾患のひとつに、関節や骨の異常が挙げられます。これらの骨関節疾患の原因には、加齢のほかに先天性異常や免疫異常、外傷、そして肥満など、さまざまな要因が関与していると考えられていますが、いずれも急性、あるいは慢性の痛みを伴うのが特徴です。これらの疾患による痛みは苦痛だけでなく、歩行困難や元気・食欲消失などを引き起こし、イヌの生活の質(QOL)を低下させてしまうことから、その治療は痛みをいかに緩和するかが焦点となっています。
これらの痛みの緩和治療に優れた効果と安全性が認められているのが、新しい動物用非ステロイド系消炎鎮痛薬であるオンシオール錠です。有効成分のロベナコキシブは、炎症性シクロオキシゲナーゼ(COX-2)を選択的に阻害するコキシブ系消炎鎮痛薬に属する成分です。血中から炎症部への移行性が高く、また類似薬と比較してCOX-2に対する選択性が高いという特性があるため、その作用が炎症部において効果的に発揮されます。さらに、NSAIDsの使用と関連付けられている胃腸管障害をはじめとした副作用の発現が少ないとされることから、急性、慢性両方の痛みに対して高い有効性のある新しい消炎鎮痛剤として注目されています。
使用方法 :
オンシオール錠は空腹時、またはごくわずかのエサと共に与えてください。
●骨関節炎
基本的に、体重1kgにつき1mgを1日1回経口投与します。
実際の投与量はイヌの大きさによって1kgにつき1-2mgとなります。
体重(kg): 錠剤数
5kg以上10kg未満: オンシオール10mg x 1錠
●軟部組織、整形外科手術後の疼痛の緩和
手術前、麻酔や輸液療法の導入時に注射剤タイプのオンシオール2mg/kg(体重10kgにつき1mL)を1回皮下注射します。治療の継続が必要な場合には、1mg/kgに調整されている犬用オンシオール錠を1日1回経口投与する治療を12日間行なうことができます。その際の有効成分の実際の投与量は、イヌの大きさによって体重1kgにつき1-2mgとなります。
・オンシオールの投与を忘れた場合、気が付いた時点で投与し、翌日の投与から通常どおりに行なってください。
・推奨されている使用量や使用回数を超過して使用しないでください。
・錠剤を割ったり砕いたりしないでください。
- この薬の説明書(日本語訳)はこちら
- 動物用処方箋薬
子供の手の届かない場所で保管してください。
ブリスターから取り出す前、あるいは使用前に取り扱い説明書をよく読んでください。
動物の治療薬としてのみご使用ください。
オンシオール®
(ロベナコキシブ)
オンシオール® 5mg 犬用錠剤
(1錠にロベナコキシブ5mg含有)
(APVMA 番号 63104)
オンシオール®10mg犬用錠剤
(1錠にロベナコキシブ10mg含有)
(APVMA 番号 63105)
オンシオール®20mg犬用錠剤
(1錠にロベナコキシブ20mg含有)
(APVMA 番号 63107)
オンシオール®40mg犬用錠剤
(1錠にロベナコキシブ40mg含有)
(APVMA 番号 63109)
適応症
犬の慢性骨関節炎や整形外科、軟部組織手術後などに伴う疼痛と炎症の緩和
はじめに
オンシオール錠は、選択的にシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)を阻害する、コキシブ系の非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAID)です。
用法・用量
使用禁忌
消化管潰瘍のある動物への使用は禁忌とされています。
ステロイド剤やほかのNSAIDsとの併用は禁忌とされています。
ロベナコキシブに過敏症反応のある犬への使用は禁忌とされています。
猫には使用せず、オンシオール錠6mg猫用錠剤をご使用ください。
使用における注意事項
体重2.5kg未満の犬や月齢3ヵ月未満の子犬、繁殖用・妊娠中・授乳中の犬におけるオンシオール錠の安全性は確立されていません。
心機能や腎機能、肝機能の低下、脱水症状などがみられる犬、循環血液量の少ない犬、血圧の低い犬にオンシオール錠を使用した場合、これらの症状が増悪する可能性があります。これらの犬に対してはオンシオール錠を使用しないことが望ましいとされていますが、やむを得ず使用する場合には、慎重な容態の観察を行なってください。
また消化管潰瘍のある犬や、ほかのNSAIDsに対する忍容性が低い犬へのオンシオール錠の使用は、獣医師による慎重な容態観察のもとで行なってください。
さらに、体液状態に異常の認められる犬や心不全、腎不全を発症している犬、外科手術において大量出血や血圧の低下が認められた犬に対しては、腎臓や消化管の灌流を減少させるおそれがあることから、オンシオール錠を使用しないでください。
また外科手術の際には、補助的な輸液療法を用いることが望ましいとされています。
12日間以上の長期にわたる治療が必要とされる場合には、事前に肝酵素値(特にALT)を確認し、また肝機能障害の有無の確認に必要とされる身体機能の検査を実施した上で行なうようにしてください。肝酵素値のモニタリングは使用開始の14日後と30日後、その後は30-60日毎に定期的に実施してください。長期的治療における使用量は症状に応じて決定しますが、極力必要最低限の量を使用するようにしてください。オンシオール錠の継続使用は最長で12ヵ月とします。肝酵素値の著しい上昇や、肝酵素値の上昇に伴う拒食、感情鈍麻、嘔吐などが見られた場合には、オンシオール錠による治療を中断してください。
オンシオール錠をほかのNSAIDsと併用しないでください。オンシオール錠の前に使用した抗炎症薬により、副作用の発現や症状の増悪が引き起こされる可能性があります。そのため、オンシオール錠を使用する前には、ほかの抗炎症薬での治療を中断し、少なくとも24時間の休薬期間を置くようにしてください。なお、24時間の休薬期間については、今まで使用されてきた薬剤の薬物動態を考慮する必要があります。
腎機能に作用する薬剤(例:利尿薬やアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬など)と併用する場合には、慎重な容態の観察が必要となります。
腎毒性を引き起こす可能性がある薬剤との併用は、毒性の発現を高めるため避けるようにしてください。
血漿タンパクとの結合率が高い薬剤との併用は、ロベナコキシブの薬物動態に影響を与え、毒性が発生する可能性を高めるおそれがあります。
使用量およびに使用方法
オンシオール錠は空腹時、またはごくわずかのエサと共に与えてください。オンシオール錠は犬の好む味付けに調整されたフレーバー錠です。ほとんどの犬が嫌がらずに飲み込んでくれます。
オンシオールの投与を忘れた場合、気付いた時点で投与し、翌日の投与から通常どおりに行なってください。
推奨されている使用量や使用回数を超過して使用することはしないでください。
錠剤を割ったり砕いたりしないでください。
骨関節炎
基本的に、体重1kgにつき1mgを1日1回経口投与します。実際の投与量は、犬の大きさにより1kgにつき1-2mgです。
体重(kg):錠剤数
2.5kg以上5kg未満: 犬用オンシオール5mg x 1錠
5kg以上10kg未満: 犬用オンシオール10mg x 1錠
10kg以上20kg未満: 犬用オンシオール20mg x 1錠
20kg以上40kg未満: 犬用オンシオール40mg x 1錠
40kg以上80kg未満: 犬用オンシオール40mg x 2錠
軟部組織、整形外科手術後の疼痛の緩和
手術前、麻酔や輸液療法の導入時に注射剤タイプのオンシオール2mg/kg(体重10kgにつき1mL)を1回皮下注射します。治療の継続が必要な場合は、1mg/kgに調整された犬用オンシオール錠を1日1回経口投与する治療を12日間行なうことができます。その際の有効成分の実際の投与量は、犬の大きさにより体重1kgにつき1-2mgとなります。
副作用
ロベナコキシブは、非ステロイド系消炎鎮痛薬(NSAIDs)に属する薬物です。従って、これらの薬物の使用と関連付けられている副作用が起こる可能性があります。
臨床試験における最も発生頻度の高い副作用として、軽度の一過性の下痢、軟便や水様便、嘔吐などが報告されています。長期的な使用による肝酵素値の上昇がみられる可能性があります。
忍容性
犬用オンシオール錠の忍容性に関する研究が、4週間から6ヵ月の期間にわたって行なわれた結果、ロベナコキシブは1日の推奨投与量、過剰摂取量(1日40mg/kg x 4週間、あるいは1日10mg/kg x 6ヵ月間)の双方において良好な忍容性を示しました。
臨床試験の一環として、オンシオール錠と内部寄生虫駆虫薬、ノミ駆虫薬、麻酔剤、麻酔前投与薬、ワクチン、抗生物質など、一般的に使用されている薬剤との併用が試みられました。これらの薬剤とオンシオール錠との併用における安全性は特に確認されていませんが、併用によって認められた副作用はオンシオール錠単剤使用による副作用と大差ありませんでした。
投薬作業者に対する安全性
目に刺激を与える可能性があります。錠剤に触れた手で目に触らないようにしてください。使用後は手をよく洗ってください。
応急処置:
中毒症状が見られた場合、ただちに医師か毒情報センター(電話:オーストラリア 13 1126)に報告してください。
保管方法:
25℃以下で保管してください(必要であれば空調による温度調節を行なってください)。
廃棄の仕方:
使用済みの空の容器は、紙に包んでごみ箱に捨ててください。(自治体の区分に従って適切な方法で処分してください)
ノバルティス・カスタマー・アシスタンス
☎ 1800 633 768 オーストラリア国内からのフリーダイヤル
オーストラリア東部時間8:30amから5:30pm 月曜日から金曜日
商品に対する保証、および免責事項について
ノバルティス・アニマルヘルス・オーストラレーシア有限会社は、この商品の使用が、取り扱い説明書の内容に準じて行なわれた場合に限り推奨されている使用目的に適したものであることを保証します。それ以外の使用において生じた全ての問題に対しては法令によって制定され、施行されている事柄でない限り、免責とされることが法によって認められています。
APVMA認可番号 63104/0710、6315/0710、63107/0710、63109/0710
NOVARTIS ANIMAL HEALTH AUSTRALASIA PTY LIMITED
CAN 076 745 198
54 Waterloo Road, North Ryde NSW 2113
®ノバルティス AG、スイス・バーゼルの登録商品品