現在のカートの中
商品数:0点
合計:0円
- 2016年01月21日
高齢の猫の健康管理
-
コラム出典: Senior Cat Health Care
http://petcareeducation.com/cat/senior-cat-health-care/
高齢の猫の世話は、成猫の世話に加えてさらに多くのことに気を配る必要があります。継続して容態観察が必要とされる特定の疾患に対する治療が求められることもあるでしょう。猫における「高齢」とは通常7歳を超えた猫のことを指します。飼っている猫が7歳に達した時点で、高齢の猫がかかりやすい疾患に関する検診を受けさせることにより、最善の世話を提供することが可能となるでしょう。
高齢期に入った猫には今までと違った素振りが見られるようになります。まずよく眠るようになり、遊びや今まで好きだった事柄に興味を示さなくなります。またストレスを受けやすくなるほか、生活環境のほんの少しの変化にもイラついた様子をみせることもあります。高齢の猫を飼っている飼い主の共通の問題として、猫が砂箱の場所を忘れてしまうことが挙げられます。物忘れは加齢につきものですが、このことが何らかの疾患を示唆している場合もあり得ます。そのため飼い猫がうまく砂箱で用を足すことができなくなっときには、獣医師の検診を受けるようにしましょう。
高齢の猫の健康管理は今までよりも関心を持ち、少しの異変もないかどうかを観察することが求められます。ほとんどの場合はそれぞれのコンディションに適した食事を与える必要があり、通常とは異なる療養食が求められることがあります。メーカーによって高齢の猫のためのさまざまなキャットフードがあるので、高齢期に入ったらいずれかの療養食を使用することが懸命でしょう。また中には最良の栄養状態を保つためにサプリメントの摂取が好ましい猫もいます。これらのサプリメントはペットショップの多くで購入することができます。
高齢になると抜け毛が多くなるため、より頻繁なグルーミングが必要になることがあります。理想的な対応としては、抜け毛を少なくするために1週間に2回の割合でグルーミングをすることです。被毛が変色したり白くなることもありますがこれは当然のことであり、心配する必要はありません。その一方で皮膚の変色が認められるような場合には、一度獣医師の診断を受けるといいでしょう。
通常、高齢の猫は不活発になり遊びたがらなくなるものですが、高齢であっても一定の量の運動をさせることは重要です。ただし加齢に伴って関節が弱くなっているため、運動は飼い主の監視の下で行なうようにするのがよいでしょう。ペットショップでは関節増強サプリメントを購入することができるので、飼い猫の動きが鈍っているような場合には、日常の食事に加えてみてください。
高齢の猫の健康を維持するためにはいくつかの重要なポイントがあります。重要とされている事柄を行なっていれば、猫に快適な生活を提供することが可能となるでしょう。
Copyright(C) United Pharmacies All rights reserved.