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- 2018年10月11日
羽のある友達が一般的なペットと異なる理由
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トリは病気の時、特有の行動を取ります。悪化して衰弱するまで、病気の兆候を隠すという反応が無意識に出るのです。これが我々獣医が、トリを診察する時には慢性化(寄生虫、体重の減少)しているにもかかわらず飼い主が口々に「昨日までは元気にしていたんです」、と言う場面にたびたび出くわす理由なのです。
同じペットのイヌやネコと異なり、そばで見ていることも少ないため、微妙な変化が見過ごされてしまうのです。
健康的な食欲イコール健康なトリ、というのも当てはまりません。多くの病を抱えたトリが、死ぬ数分前まで食べていたりするものなのです。
ストレスはトリが病気になる要因となります。これは主に畜産業でトリを管理している場合に当てはまるのですが、狭い場所に押し込められている、栄養の欠如あるいは衛生上の問題、身を守るために隠れる場所がないことなどが挙げられます。
ストレスは免疫系などに影響を及ぼし、その働きを低下させるためトリが病気に感染しやすくなるのです。健康なトリはある程度のストレスに負けませんが、少々弱っただけでもトリはストレスに負けてしまうのです。
トリたちはたいてい十分なエサが与えられていますが、多くの場合は誤った組み合わせのエサが与えられているのです。家庭で飼われているトリ、飼育されているトリのどちらに対しても、必要な栄養の取れるエサについて十分な調査はされていませんが、ある程度の改善は可能です。
ここでお伝えした以上のことから、トリの病気の経過には常に用心が必要です。これは変えられない現実であり、それゆえに世話と飼育はトリの健康にとって重要な要素となるのです。
コラム出典:Why our feathered friends are different to the average pet?
https://www.vetwest.com.au/pet-library/why-our-feathered-friends-are-different-to-the-average-pet
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