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- 2011年10月04日
最小限のストレスと戦いでマダニを取り除く
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コラム出典: Removing ticks with a minimum of stress and strife
http://www.petmd.com/blogs/dailyvet/2009/June/15
イヌの毛の中に巣食う、体いっぱい血を吸って膨らんだマダニを取らなくてはいけないなんて、こんなにも汚らしくてうんざりすることはほかにないと感じている人もいるでしょう。ペットの血を吸って丸々膨らんだ、小さな緑色のスグリの実のようなマダニを取り除くのは、私にとっても、ペットに関する大好きな作業トップ10には必ずしも入りません。でも薄汚い連中は追い出さなければいけませんよね。
マダニを取り除くと、そのままにしておくよりもなぜだかもっと面倒なことになるんじゃないかと心配する人がいます。これが問題です。こういう人は自力でやろうとせず、獣医さんにやってもらわなきゃいけない、とお金のかかるやり方を選択します。そんな必要は全くありません ─ ペットのマダニ対策をするなら何であれ、テキパキ取ってしまうのがいちばんだとお考えなら特にそうです。思い立ったが吉日、ですよね?
ですからマダニの除去について、この簡単な入門書を一読してもらえればと思います。皆さんにも獣医並みの技術と冷静さでマダニを取り除けるようになってもらうためです。
道具:
これから手術に取り掛かるかのように、おかしな感じでマダニの付いた皮膚を洗浄したり、手術器具一式を整然と並べるような大騒ぎをしてはいけません。普通のピンセット1本あれば充分です。森の中を散歩中でピンセットの持ち合わせがないなら、即席で自身の爪を使ってください(マダニをすっかり取り除くには手早くやったほうがいいのです)。
しっかり掴む:
マダニの頭部(はい、それが頭なんです)が皮膚に入り込むその瞬間につまんでください。つまりピンセットの先を使ってちょうど皮膚の表面でマダニをつまむわけです。そして引く。ほらできた!
心配無用:
マダニの体の一部が残ったのが心配ですか?ご心配なく。いいですか、ひどく怖がっているマダニの口器が少し残る危険があるとしても、マダニを取るに越したことはありません。死んだマダニは病気を媒介することができないからです。このこともあって私が使っているのは…。
マダニ予防製品:
動物専用のマダニ予防製品を何か使えば、マダニが「マダニ媒介性」疾患を媒介しにくくなります。マダニが皮膚に吸いついて、血をおなかいっぱい吸ったように見えたあとでも有効です。マダニ予防製品を使っているとマダニ取りがしやすくなるのも事実です。もっと動きの遅い、毒を持ったマダニは高度な取り方をしなくても、指の爪を使うだけでぽろっと取れることもあるように思います。
でも、もしも…?:
わかりました。「マダニの体が少し残ってしまった」とかそういうことがまだ丸々心に引っ掛っている。そして、ええ、確かにそうです、マダニの体を完全に取り除かないと表在性皮膚感染が起きるかもしれません。マダニを取った場所が赤くなったり腫れたりしていないか、あとで忘れずに再確認するのはそのためです。
そうなっていた場合、ないしマダニの体の一部が皮膚に刺さったままになっているんじゃないか、と思った場合は患部に瀉利(しゃり)塩水を塗ります。具体的には、温かい瀉利塩水に浸した清潔なタオルを使います。ペットが機嫌よく健康そうに見えるようになるまで1日2回、5分間このタオルを患部に当てます。瀉利塩と水それ自体には魔法のような力はありませんが、このようにすれば皮膚の腫れと感染を抑えながら、皮膚に残っているおそれのあるマダニの体の一部を、1つ残らず皮膚の表面に浮かせることができます。
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はい、これでおしまいです。もうマダニ取りを怖がる必要はありません。みなさんにもできます。でもいいですか、ペットにしょっちゅうマダニがつくなら、獣医さんに予防製品の使用について尋ねること、そしてその地域のマダニ媒介性疾患の検査を少なくとも年1回は検討することをお忘れなく。
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