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副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

腎臓の近くに位置し、ホルモンを産生する臓器である副腎皮質の機能が亢進した状態です。主に6、7歳以上の高齢のイヌにおいて発症し、副腎皮質ホルモンが過剰に産生されることによる多飲多尿、多食、左右対称性の脱毛、腹部膨満、筋肉虚弱といった症状が現れます。なお、イヌの発症率はヒトやネコと比較すると圧倒的に高いことから、イヌの疾患のなかでも重要なものとして位置付けられています。

 

 

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