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- 2014年04月25日
ネコの応急処置
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コラム出典: Cat First Aid
http://www.vetinfo.com/cat-first-aid.html
家族の一員であるネコに応急処置が必要になったとき、手当に必要なものをかき集めるためにいつも家の中を走り回るはめになります。子供同様にネコ用にも応急処置キットを各家庭に備えておいてください。そうすれば、例えば隣のネコとケンカをしたとか不幸にも車に跳ねられたときでも、必要な生存処置をネコに施すことができるかもしれません。
ネコ用応急処置道具
ネコが巻き込まれるケンカや小競り合いはたくさんあります。そのため、万一に備えて次の応急処置道具を用意しておいてください。
・包帯
・注射器
・ガーゼ
・医療テープ
・直腸体温計
・添え木用タオル
・体を温めるためのおくるみ
・オキシドール
・手術用手袋
・伸縮包帯
・ピンセット
・はさみ
一般のケンカや爪が軽く剥がれるなどはごく普通の光景です。引っかき傷程度の些細な状況では、ただオキシドールを塗っておくだけでいいでしょう。傷がもっとひどい場合は、ただちに獣医の診断を受けてください。
ひどい傷とは以下を指します:
・車に跳ねられた
・毒物摂取
・食中毒
・外傷:体のあらゆる部分
・嘔吐
・脱水
・意識喪失(短時間でも)
・出血を伴う下痢
・歩行困難
・呼吸困難
・意識喪失
・ショック状態
・制御不能出血
呼吸の測定
手のひらを優しく/軽くネコの胸郭の中ほどに置いて呼吸を測定します。一般的なネコの呼吸値は1分間20-30です。吸入回数を60秒以上のスパンで数え、呼吸頻度を数えます。
鼻口部が短いおよび/または鼻孔に限りのあるネコを除き、鼻からの呼吸は静かです。これはペルシャ猫にみられます。ネコの鼻呼吸は耳で聞き取ることができます。喘鳴などの徴候は通路が閉塞していることを示し、ゴボゴボという音は呼吸系統に水分が入っていることを示します。ネコが正常な呼吸をしているかどうかに注意してください。
ネコが無理に呼吸していたり、また口を開けて荒い呼吸をしている、体の痛み、胸のうねり、胸腹式呼吸と言われる腹部のポンプのような動きなどがあらわれたら、ただちに獣医の診察を受けてください。
ネコの心拍数の監視
ネコの体の右側を下にして置き、左のひじを脚と反対の方向に優しく押しながら曲げます。30秒以上心拍数を数え、これを2回行ないます。正常な心拍数は1分間110-140ですが、子ネコの場合は1分間約200です。
ネコの体温
熱のある時やショックを受けた場合に加え、特定の病気があるときには心拍数に変化が見られることがあります。また内出血した場合などにも子ネコの心拍数に影響を与え、ただちに心拍数は上昇します。このような状況では子ネコの生体防御は心拍数を安定させるように働きますが、うまくいかなかった場合は心拍数は下降していきます。
子ネコの正常な体温は一般に100-103F(約37.8~39.4℃)ほどです。子ネコの体温を計るときは直腸体温計を使用してください。
・体温計を振って99F(約37.2℃)まで下げます。
・潤滑ゼリーまたはワセリンで体温計を滑りやすくします。
・体温計の先を肛門に当てます。
・体温計を肛門に約1インチ(2.5センチ)の深さまで優しく挿入します。この行為はゆっくりと行なってください。
・そのまま30-60秒待ちます。
・体温計を抜き、綿棒または清潔なティッシュで拭いた後に体温を読みます。
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