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- 2014年03月03日
イヌの扱いに関する悪いアドバイス:よくある6つの俗話
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コラム出典: Bad Dog Care Advice: 6 Popular Myths
http://www.vetinfo.com/bad-dog-care-advice.html
イヌの飼い方のアドバイスにはさまざまな情報源があり、またイヌに関する俗話は飼い主の間で数え切れないほど語られています。ここでは、そのうちイヌの飼い方に関してもっとも一般的な話をいくつかご紹介します。
1)雑種は純血種よりも元気である
イヌの種類によってかかりやすい病気があるのは事実ですが、雑種はより健康で、また純血種よりも丈夫だというのは間違いです。実際、雑種の場合はその複雑な遺伝的背景から、それぞれが持つ病気が発症するリスクを持っています。ほとんどの場合において、雑種の飼い主は自分のイヌの遺伝的背景を知らないばかりか、どんな病気が遺伝的に発症しやすいリスクを持つのか、ということも知りません。その遺伝的な病気が発症しないようにする唯一の確かな方法は、評判のいいブリーダーのもとを訪れることです。彼はイヌを繁殖させる前に、遺伝的な疾病があるかどうかを検査するからです。
もしくはイヌをきちんと扱ってください。そうすれば例えどんな血統であっても、長い間その健康を維持することができるでしょう。
2)イヌは体調が悪いと草を食べる
昔から、イヌが胃に不調を感じているときには草を食べる、という俗話があります。それは草を食べるとイヌが嘔吐するからです。嘔吐させる作用は確かにありますが、ほとんどの場合において粗い葉が胃の内壁を刺激するためです。イヌが草を食べる本当の理由は、それが楽しいから、と獣医は思っています。
3)栄養が不足すると糞を食べる
多くのイヌは糞を食べるのを好み、この行為は汚食症と捉えられています。おそらくこれには医学的な理由があると思われますが、大体の場合はイヌの正常な行動にすぎません。イヌが糞を摂取する理由には以下のことが考えられます。
・味が好きである
・子イヌの頃からこの行為を行なっているため
・気を引きたいため
・母イヌがこの行為を行なっていた、または現在も行なっているため
・食間でおなかが空いているため
イヌが糞を食べてしまう前にきちんと片づけておけば、この行為を防ぐことが可能です。
4)イヌの鼻は冷たく、湿っていなくてはいけない
ほとんどの場合、イヌの鼻は冷たくて湿っています。しかし急に温かく、そして乾いたからといって慌てることはありません。鼻が冷たくて濡れているのは自分の鼻を舐める傾向にあるからで、必ずしも健康状態を示しているわけではないからです。もし鼻水を垂らしているようであれば、それはおそらく呼吸器感染を患っているからでしょう。
5)イヌは傷を舐めて癒す
イヌが傷口を舐めてきれいにする、というのは事実であり、また傷を早く癒すことができますが、舐め過ぎは逆に症状を悪化させます。なぜなら、過剰に舐めると損傷個所の組織をさらに悪くする原因となるだけでなく、細菌の繁殖を助長し、そしてこの行為が習慣となってしまうおそれがあるからです。万一、傷口を過剰に舐めることがあった場合には、これを何としてでもやめさせ、そして注意をできるだけ傷からそらせるようにしてください。
6)ニンニクを食べさせてノミや寄生虫を駆除
この行為はイヌの健康にリスクを与えます。タマネギのようにニンニクはイヌにとって毒となり、定期的にニンニクを与えることはイヌを貧血症にさせることがあります。
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