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- 2014年06月16日
犬におすすめのビタミン
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コラム出典: Recommended Vitamins for Dogs
http://www.vetinfo.com/recommended-vitamins-dogs.html
人間の場合と同じく、健康的でバランスが取れた食事の代わりとなるものはありませんが、もし犬にもっと栄養が必要と考えた場合には、健康改善が期待できる犬用のビタミンがあります。
マルチビタミン
もし質のよいエサや手作りのエサを食べているようであるなら、マルチビタミンのサプリメントを与える必要はありません。健康的な食事には高たんぱく、低炭水化物の食事も含まれます。ビタミンを投与する前に、エサについているラベルを確認してみてください。最初に表記されている3つの栄養素はたんぱく質であり、とうもろこし、麦、保存料、着色料は含まれていないはずです。また、食べ物に含まれているビタミンを確認しましょう。そこに書かれているビタミンは食事に加える必要はありません。
エサにマルチビタミンカプセルを加えたい場合は、1日1カプセルだけにとどめてください。必要量以上にビタミンを与えた場合、長期の肝臓・腎臓障害の原因になるおそれがあると考える獣医もいるので、必ず適量を与えるようにしてください。
神経の再建に役立つ環境を維持するために重要であるビタミンBの投与を考えているのであれば、ビタミンBのバランスが取れているビタミンBコンプレックスを与えてください。犬の場合は1日2回投与します。
抗酸化物質
ビタミンEは強力な抗酸化、抗炎症物質であり、脂肪酸化を抑制することからペットにとって欠かせない栄養素です。また善玉コレステロールを増やす働きもします。特に病気、ケガ、ストレスなどの影響を受けている場合は、ビタミンEは健康的な食事に加えるべき最高の添加物です。身体の大きさに見合った量を与えている限りにおいて、副作用の出現は認められていません。
人間とは違い、犬は自らビタミンCを生産しているため食事にビタミンCを追加することについての議論が繰り広げられています。過度の使用は長期の健康障害を引き起こすことが研究により発表されていますが、多くの獣医はビタミンCの添加を奨励しています。特に病気やケガから回復しつつある場合や環境におけるストレスを受けている場合はなおさらです。ビタミンCはビタミンEと相互作用することで、強力な抗酸化作用および抗炎症作用を発揮します。
特定の種類のガンに対して抵抗性を示すβ(ベータ)カロチンもまた重要な抗酸化物質です。手作りのエサを与えているのであれば、新鮮な野菜を加えるだけで手軽にβカロチンを補給できます。野菜を食べない場合は、サプリメントを与えれば全体的な健康に役立つでしょう。
そのほかのサプリメント
人間と同様に、オメガ-3脂肪酸も犬には必要です。健康食品店や多くの食料品店で取り扱っているサーモン油や亜麻油、魚油カプセルをエサに加えればいいでしょう。商品により品質が異なるため、購入前に確かめてください。低品質の魚油には、犬の身体では対応能力がない水銀が混ざっていることもあります。
もし飼っている犬に関節炎、自己免疫疾患、股関節異形成などの関節疾患がある場合、抗炎症作用を発揮するオメガ-3脂肪酸は特に欠かせません。1日1カプセルまたは同等量で充分でしょう。
犬が健康的なエサを食べていれば、一般にビタミンを与える必要はありません。しかしながら、ビタミンにはマイナスの副作用がないと言われていることから、エサにビタミンを加えても悪影響を与えることもなく、また生活の質を改善するかもしれません。
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