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- 2015年11月11日
水槽の手入れの基本:水槽を清潔に保つには
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コラム出典: Basic Aquarium Care: How to Keep Your Aquarium Clean
http://blog.petsolutions.com/fish/basic-aquarium-care-how-to-keep-your-aquarium-clean/
水槽の清掃は飼い主にとって気が進まないものですが、水生生物を適切に飼育するためには欠かせません。実際、清掃自体は困難なものではなく、必要な道具や手順を覚えさえすれば簡単に行なうことができ、やり遂げることによって飼い主に達成感と満足感も与えてくれます。
まず最初のステップは、水槽のガラス表面についているコケを落とすことです。時には1週間に1回以上のコケ落としが必要となるケースもありますが、その頻度が高ければ高いほど清潔な水槽のガラス面を容易に維持することができるようになります。コケ落とし用のスポンジには柔らかく、耐久性に優れているタイプ、水面に浮き、磁気の力で水槽の外から手を濡らすことなくやわらかいコケを落とすことができるタイプ、長い持ち手付きで手を濡らさずにガンコなコケを落とすことのできるロングスクレイパーなどがありますが、いずれもコケのついていない見た目のよい水槽の維持に役立つ道具となることでしょう。
水槽内のオーナメントに付着しているコケには、ガラス表面に付いたコケを落とすのとは別の方法が必要となります。薄くて柔らかいコケは、オーナメントを水槽から取り出して流水で洗い流すことで落とせます。ガンコなコケはオーナメントを水槽から取り出し、薄い漂白剤の溶液に30分ほど浸します。その後オーナメントを取り出して水でゆすぎ、ウォーターコンディショナーを入れた水に10分ほど浸してから再び水でゆすいで水槽内に戻します。
水槽の清掃に欠かせないのが水の交換です。水の交換を効率的に行なうには砂利クリーナー、あるいはプロフォースと呼ばれる道具が必要になります。砂利クリーナーにはさまざまなタイプがあり、中でも一般的に使用されているのは水槽の水を一旦バケツに汲み出し、改めて水槽内を水で満たす手動タイプと、流しのシンクなどに取り付け、自動に水槽内の水を排出したり注入することのできるタイプの2種類があります。
水槽の水の一部を交換することによって水中に含まれている不純物が取り除かれ、また砂利クリーナーの使用により砂利底に混ざっているごみが除去されます。水槽の水を常に清潔に保つために、最低でも水槽中の水の20-25%を1ヵ月に1回は交換することが望ましいとされています。しかし交換が定期的に行なわれなかった場合は、水中に存在している有益なバクテリアによって清浄化できるレベルを超過した量のエサの残りや魚の糞便、そしてほかの有機物などが砂利底に体積し、バクテリアによる清浄ができなくなることから、さまざまな水質の問題が生じることがあります。
水槽内の水を交換するときは、最低でも水を排出する20分前には水槽用のヒーターやフィルター、そしてパワーヘッドのスイッチを切るようにしてください。また、交換する水には塩素やクロラミンなどを除去するための水槽用コンディショナーやバイオ・ブーストを加えるだけでなく、水の温度が水槽内の水と同じであるか必ず確認するようにしてください。水や水滴を拭き取ったフィルターを取り付け、さらに20分後にヒーターを取り付けます。フィルターのカートリッジを30日ごとに交換するほか、フィルター自体が問題なく正常に作動するようにインペラーを外し、洗浄することもよい方法です。
水槽の清掃に必要な事柄はこれだけです。楽しんでくださいね!
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