現在のカートの中
商品数:0点
合計:0円
- 2013年12月12日
悪い人間!犬にしつけをするには、まず自分自身のしつけから②
-
悪い行動は今のうちに摘み取りましょう。
イヌが以下のような好ましくない行動を取ったときには積極的に叱り、その行為の代わりとなる行動を教えるのがいい飼い主である、と調教師も同意しています。
・食卓上の残飯を直接犬に与えないでください。人間の食べ物を犬に与える場合はエサ箱に入れ、卓上の食べ物を欲しがらないようにしてください。
・犬が吠え続けることに我慢する必要はありません。なぜ吠えるのかの原因を特定し、その原因となる人や出来事に対してそのようなリアクションを取らないように再教育しましょう。ミランは無駄吠えをやめさせるために一貫した表情、音、動作を用い、犬がその指示に従い吠えるのをやめるまで待ってから、無駄吠えが始める前にしていた行動に戻るよう勧めています。
・犬に靴や雑誌、家具などの所有物をかじられることほど悔やまれることはありません(これは私の子犬によって結婚式のビデオテープのコピーやアドレス帳を駄目にされてしまった時に学んだことでもあります)。つまり、犬には犬が自由にかじるための玩具が必要なのです。犬にかじっても良い物とそうでない物を教え、かじってはいけない物(例えばあなたの靴)をかじってもよい物(犬の玩具)に変えるようにしましょう。犬が自分の玩具をかじるようになったら大げさにほめてあげてください。
・つなぎ紐を引っ張ったり、つなぎ紐に関連する好ましくない行動は、犬と人間が一緒に充分な運動を楽しむためにも早目に矯正しなくてはなりません。犬がつなぎ紐を引っ張り、ピンと張った状態になった時には歩くのを止やめて立ち止まるようにしましょう。また犬が振り返ってあなたを見るようであれば、あなたに注意を払っていることをほめてあげてください。つなぎ紐が張った状態である間は歩かないことです。
・犬が人に飛びかからないようにしましょう。特に訪問客が訪れた時に飛びかかるようなことは決してあってはなりません。飛びかかる以外に犬が感情を表現できる方法を教え、犬がその所作をするようになった時にはよくほめてあげてください。
確かに年をとった犬に新しい事を教えるのは大変ですが、不可能ではありません。インディアナ州の高校1年生であるミリアム・スミスは飼っていたゴールデン・レトリバーの死後に動物保護団体から成長した犬を引き取りましたが、ハーリー(引き取った犬)は以前飼っていた犬ほどしつけられていないことにすぐ気が付きました。「ハーリーは私の友達が家に来た時にいつも飛びかかって友達を怖がらせました。そのせいで誰も私の家に来たがらなくなってしまい、困ったものでした」。
ミリアムとミリアムの母親は調教師と協力して、人が玄関に近づいた時、ハーリーを玄関から離れた場所に移動させて座らせるようにしました。この動作はハーリーの習慣となり、今では訪問客があった時にはハーリーは部屋の隅に置かれた彼のクッションがあるところに移動するようになっています。つまりハーリーが取る行動に対する必要な叱責とハーリー自身への愛情によって、ミリアムはハーリーを数ヵ月間で再調教することができたのです。「今ではハーリーはみんなの親友です」とミリアムはうれしそうに話していますが、これはハーリーだけでなく、ハーリーに適切な行動を教えることができた自分に対しても誇りを感じてのことです。
私の犬はかなり高齢なので、彼女の悪い習慣は彼女のベッド以外ではほとんどありません。しかし彼女が非常にやんちゃであった時に、調教することが簡単ではなかったことを覚えています。それは私の5歳の息子をしつけている時に、彼があまりにもかわいらしかったので真面目な顔を保つよう努力しなければならなかったように、犬に対しても甘やかすことなく厳しく接するようにしなければなりませんでした。でもそのように厳しく愛情を注いだ価値はありました。
もしあなたが自分の犬に対して厳しく接することに疑問を抱いているのであれば、今の犬の所作が成長した後でも同様に愛くるしいものであるかどうかを考えてみてください。子犬があなたの膝の上に飛び乗ることと、体重35kgの成長した犬が飛びかかってくることは別ですよ。
Copyright(C) United Pharmacies All rights reserved.