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- 2013年12月12日
悪い人間!犬にしつけをするには、まず自分自身のしつけから①
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コラム出典: Pet Lovers Forum & Pet Community
http://www.pawfriendly.com/community/training-a-human-training-a-dog
私の母のお気に入りのテレビ番組のひとつは、犬の調教師であるシーザー・ミランと品種を問わず行儀の悪い多くの犬を中心としたナショナル・ジオグラフィック・チャンネルの『Dog Whisperer(犬のつぶやき)』という番組です。この番組を母と一緒に2度見た時、私はあきれて母にこう言いました。「これは問題のある犬についてではなくて、問題のある人間についての番組ね」。
確かに番組を2回見ただけでこのような発言をするのは公平ではないかもしれません。しかし私の見た限りでは、多くの飼い主が犬に好ましくない態度を取るように仕向けていました。ある男性は飼い犬がソファーの上で寝ることを許していましたが、訪問客があった時にそのドーベルマンがソファーから動かないことに決まりの悪い思いをさせられていました。また新聞紙や雑誌を狂ったようにちぎる犬の行為は、明らかに飼い主の甲高く、神経質な叱責が引き金となっていました。いちばん気に掛かったのは飼い犬がうなり、息子の衣服を噛んでいるのを見た母親が神経質に笑っていたことです!ほどんどの場合において主導権を持っているのは人間ではなく犬であり、自分の思うとおりに物事を運ぶようにぐずる様子や企んでいる様子が見られます。
犬を調教あるいは再調教するに当たって、単純ではあるけれども重要とされるポイントがあります。その中でも最も重要なのは、あなた自身の行動を見直す必要があるかもしれないということでしょう。
群のリーダー役を想定
犬の調教師は、飼い犬によい行動パターンをつけるためには犬が群の中で考え、行動する動物であるということをまず理解すること、としています。狼の子孫である犬は、群の中でリーダーと従者の2つのうちのどちらかに属しています。飼い犬として人間と生活している犬では、人間がリーダーで犬は従者です。そうでない関係は長続きしません。人間は生活環境の中で主導権を持ち、犬に対して落ち着いて、なおかつ恐怖心を与えない方法で明確なガイダンスを与える責任があります。私たちの誰もが吠えている犬に対して「ダメ!ダメ!ダメ」と怒鳴りつけている声を聞きますが、その後に引き続き吠え声が聞こえるといった経験があるでしょう。それにもかかわらず「どうやら怒鳴りつけることは役に立たないようだ」と考える飼い主はほとんどいません。このようなことからも、人間は自らの行動を訂正することがうまくないと言えるでしょう。
調教のための時間を取りましょう。
犬を飼うということは、必要不可欠な運動をはじめとして、犬のために一定の時間と労力を費やさなければならないことを意味します。犬を飼い始めた最初の数週間(場合によって数年間)は、特に好ましい行動パターンをつけるための集中した時間を取ることが必要となります。私が今飼っている犬のハナが死んだ後にほかの犬を飼うかどうかを考える時、私はいつも「私に新しい家族の一員(犬)を調教するための体力や愛情を持てるかしら?」と問いかけるようにしています。昨年、初めて猫を飼うようになったのですが、この猫が我が家にやって来て家の様子を観察し、自分のエサ箱とトイレを見つけてすぐに家族の一員として生活を始めたことには驚かされました。夜中に台所でエサをねだることもなく、数週間にわたるトイレのしつけも必要なく、またつなぎ紐をかじったり、引っ張ったりすることもありません。ハナに対してはこれらのことに対するすべてのしつけをしなければなりませんでしたが、結果としてすべきでないことを理解した犬は子供にとって最高の遊び相手となっています。ハナはかけがえのない宝です。しかしそれは偶然ではありません。
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