レシチン Lecitine
成分説明
レシチンは、別名ホスファチジルコリンとも呼ばれているリン脂質の一種で、食物では大豆や卵黄に多く含まれています。細胞膜の主要構成成分として全身にある無数の細胞の膜を形成しているほか、栄養分の吸収や老廃物の排泄など細胞の代謝機能を活発にすることによって、正常な細胞機能を維持する役割を果たしています。
また脳や神経組織に特に多く存在することが知られており、記憶や認識といった脳の働きに重要であるだけでなく、筋肉の収縮に関与している神経伝達物質のアセチルコリンの原料として、筋肉や内臓の動きをコントロールする作用も持っています。
さらにレシチンには、血管内に蓄積したコレステロールを乳化して動脈硬化を予防したり、肝臓での脂質の代謝を補助することによる脂肪肝予防効果などのほか、血流を改善して全身に酸素や栄養分を行き届かせることで、健やかな皮膚を維持する効果もあるとされています。
成分分類
その他
適応
肝疾患 老化防止
副作用
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
Copyright(C) United Pharmacies All rights reserved.