ペットのくすりやさん
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  • 2013年08月07日

  • ペットが身体的、精神的健康に及ぼす効果③



  • 必要とする目的とライフスタイルにあったペットを見つけるには
    ペットを飼っている人はペット飼っていない人と比較してより不安を感じることが少なく、自立しており、より幸せであると感じる傾向にありますが、ペットを選ぶ際はあなたに適したペットを選ぶことが大切です。あなたの健康状態とライフスタイルに適合するペットと生活することで、ペットがもたらす恩恵を残すことなく受けることができるでしょう。

    ライフスタイルに合ったペットを選ぶには
    ・室内で過ごすことが多い人
     1日のほとんどの時間を家の中で過ごしている場合には、家の中であなたと一緒にいることを好む性質のペットを選びましょう。猫やウサギとは室内で遊んだり、戯れることができますし、魚や爬虫類は見ているだけで楽しい生き物です。また小鳥とは話しかけたり、一緒に歌ったりすることを楽しむことができます。
    ・活動的な人 屋外で走ったり、歩いたりすることを好む活発なあなたには犬が最適です。犬たちは屋外での活動を満喫し、あなたを活動的な状態にすることでしょう。
    ・小さな子供やお年寄りがいる場合 家に小さな子供やお年寄りがいる場合には、ペットの大きさと活動力を考慮する必要があります。子犬や子猫は元気いっぱいですが、気をつけて面倒を見てあげなくてはなりません。大型犬や暴れん坊の犬は、立っていることが不安定な小さな子供やお年寄りにぶつかって転ばせてしまうことがあります。
    ・すでにペットがいる場合 今一緒に生活を共にしているペットとの生活によってもたらされている幸せと、新しいペットを迎え入れることによって必要とされる変化について考慮しましょう。犬や猫は一緒に遊ぶことのできる動物の仲間が増えることを喜ぶかもしれませんが、あなたの愛情を独占したがる動物は、あなたの愛情がほかの動物に注がれることに対して反発するでしょう。
    ・居住環境 整理整頓され、動物の毛が一本も見当たることがなく、たまに見られる足跡や、不注意で汚れてしまうことを嫌うような家には、家の中を自由に歩き回る犬や長毛の猫は向いていません。限られた飼育スペースで飼育することができる魚、小鳥、ハムスター、爬虫類などの生き物がよいでしょう。
    ・生活エリアにおける影響 動物の習性によって、あなたの家の庭や所有している土地が影響を受けることがあります。犬の多くは芝生に穴を掘る習性がありますし、尿によって黄色いしみが残ってしまうこともあります。この犬の尿による黄色いしみは、特に避妊手術をしていない雌犬の飼育において顕著にみられます。
    ・ペットと過ごすことのできる時間 最後に、そしておそらく最も重要なこととなりますが、ペットの一生を通じて面倒を見てあげる必要があるということを忘れないで下さい。ペットの寿命は、犬や猫においてはおよそ5年から15年、そして小鳥では30年以上生存する種類もいます。

    犬と猫のどちらを選ぶか
    犬と猫はペットとして最も人気のある動物です。たまに猫を革ひもでつないで歩いている人や、排泄にトイレを使用している犬を見かけることもありますが、犬と猫が生存のために必要とすることと習性は異なります。

    犬と猫における典型的な違い
    ◆屋内と屋外
    猫:ときどき外に出ることを好みますが、当てもなく歩き回り迷子になってしまうこともあります。
    犬:1日のうち屋外での定期的な運動と散歩が必要です(例えあなたの家にフェンスで囲われた広い庭があり、走り回ったり、水浴びをすることができたとしても、毎日の散歩は必要です)。

    ◆調教
    猫:猫に必要不可欠なしつけは、猫用トイレでの排泄と爪とぎを家具でしないように教えることくらいです。猫は調教されることを嫌う傾向があります。
    犬:犬は猫よりも多くのしつけを必要とします。ほとんどの犬はすべきことを与えられる調教を好みます。また犬には飼い主を喜ばせたいという気持ちが備わっています。

    ◆性格
    猫:もしあなたが物静かで手間のかからない、そして遊び心をもった動物を好むのであれば猫をペットとするのがよいでしょう。
    犬:もしあなたが帰宅する度にあふれるばかりの喜びを持って迎え出てくれる動物を望むのであれば、犬をペットとするのがよいでしょう。

    ◆社交性
    猫:基本的に猫はひとりでいることを好みます(もちろん、あなたに甘えたがっているときは別ですが)。
    犬:犬は人間やほかの犬との交流を非常に好みます。