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- 2018年10月27日
ペットから感染する14の病気
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出典 WebMD: Diseases You Can Get From Your Pets
https://pets.webmd.com/ss/slideshow-diseases-from-pets
ペスト
ペスト菌に感染している動物の血を吸ったノミに咬まれることが原因で感染し、腺ペストやペスト敗血症が発症します。もしあなたのペットが既にペストによる敗血症になっている場合、ペットのくしゃみから菌を吸い込み感染する危険があります。どちらのタイプも発熱と悪寒、あるいは頭痛を伴います。抗生物質を使った治療がなされないと命取りとなります。予防するには、ペットがげっ歯類と接触することを避け、ノミ退治をすることです。
鉤虫症
鉤虫が寄生したペット(主に子イヌや子ネコ)のフンに混じった卵が土の中でかえり幼虫となり、この幼虫を裸足で踏んでしまうと皮膚を通し体内へ進入します。通常、さほど危険ではありませんが、膝下からの足にかゆみを伴う赤い線が2、3週間残る可能性があります。もしこのような症状がみられたり、腹痛や下痢が出た場合は医師の診察が必要です。
狂犬病
感染した動物に咬まれると、その唾液から伝染します。媒体となる動物は、アライグマ、キツネ、スカンク、コヨーテもしくはワクチン未接種のペットが挙げられます。初期症状は悪心や発熱で、その後、情緒不安定となって混乱をきたし、不眠になります。ウイルスの感染防止に、咬まれた傷口を石鹸と水で洗い、一刻も早く医師の診断を受けてください。狂犬病に感染した後、正しい手当てがなされないと数日で死に至ります。
トキソプラズマ症
寄生虫であるトキソプラズマに感染しているネコのフンが感染源となるので、ネコのトイレは清潔を保ち、掃除の後は手を洗いましょう。健康な人の場合、例え感染しても具合が悪くなることはありませんが、妊婦や免疫抑制状態の場合は重症となる可能性があります。筋肉の痛み、発熱そしてぼんやりと目が赤くなる症状が出ます。たいていの場合は治療なしで回復しますが、悪化した場合は医師から薬を出されることがあります。
猫ひっかき病(バルトネラ症)
飼いネコから引っかかれたり咬まれることによって、あるいは傷口をなめられただけでもウイルス感染します。感染した場所はやわらかく膨らんで膿が溜まり、腫れてヒリヒリとした痛みがあります。発熱や頭痛を伴う場合もあります。たいていは自然に治りますが、抗生物質が必要な場合もあります。引っかき防止には飼いネコの爪が長すぎないようにし、ネコとの激しい遊びは避けることです。ノミの治療は、猫ひっかき病を引き起こすバクテリアの予防に役立ちます。ネコによる傷口は石鹸と水で洗浄してください。
条虫(サナダムシ)
動物から人に感染することはまれですが、まったくないわけではありません。感染しているノミをペットが飲み込み、ペットを咬んだノミが飼い主の体内に入った場合です。これは子供に多く起こっています。感染している場合、ペットが感染すると米粒のような条虫の一部がフンに見られますが、ノミよけの首輪や薬で予防できます。条虫は驚くほど長く、3フィート(約90センチ)もありますが、命に別状はなく治療も簡単にできます。
白癬
イヌ、ネコ、豚、馬、そしてそのほかの動物に触れたとき、この菌に感染する可能性があります。成獣には症状が出ないかもしれませんが、子ネコや子イヌは毛がバサつき、抜けて部分的にはげる症状が出ます。人には赤くかゆみを伴う赤い輪状の炎症が皮膚の表面に出ます。家の中やペットの周囲、身の回りを清潔にし、感染を防ぎましょう。抗菌クリーム、スプレー、医薬品で治すことができますが、再発することもあります。
サルモネラ
この細菌のキャリアとなる動物たち(トカゲ、蛇、鳥類、ハムスター、山羊、イヌそしてネコ)は、一見どこも変わった様子がなく健康そうに見えますが、これらの動物のエサや寝床、給水器、ケージや柵など生活している場所の世話をした後、手を洗わないと感染するおそれがあります。発熱、下痢、吐き気、腹痛などの症状があらわれ、通常は2、3日で自然治癒しますが、人によっては入院となる場合もあります。
オウム病
感染しているペットの鳥、バタンインコ、オウム、あるいはニワトリや七面鳥などの家畜のフンや尿、唾液などに細菌が含まれている可能性があり、乾燥して微粒子となった細菌を吸い込むことにより感染します。また、鳥に咬まれて感染することもあります。発熱、悪寒、頭痛または乾いた咳などの初期症状から深刻な肺感染症に進展する場合があり、治療は病院で抗生物質を処方されます。
ライム病
イヌやネコから直接感染することはありませんが、感染した鹿に寄生したダニがペットに移り、そのダニから人に感染することがあります。ダニ除けの首輪、ダニ退治の医薬品はペットをダニから守ります。感染しているかは自分では分かりにくいのですが、赤い輪状の炎症は感染の目安となります。ただし、すべてに出るわけではありません。また、頭痛、関節痛、めまいなどの症状が出ることもあります。ライム病に感染した場合は、早期に抗生物質を服用することで完治します。
ロッキー山紅斑熱 (RMSF)
茂みの中を走り回るのが好きなイヌについた感染したダニが、人への感染源となります。初期症状はインフルエンザのような関節の痛み、寒気、発熱などです。発疹は主に手首やくるぶしから出始めて広がります。これらの症状がみられたら2、3日以内に医師の診察を受け、抗生物質を処方してもらってください。治療を怠ると、肺や心臓が炎症を起こして脳へまわり、腎不全となって死に至ります。
カンピロバクター
感染したイヌやネコのフンが感染源となります。症状は、血便、下痢、めまい、腹痛、発熱です。1週間弱で自然治癒しますが、免疫機能の弱い人や感染が血液の流れに広まってしまった場合は、抗生物質が処方されます。
ジアルジア
この寄生虫はイヌのフンが媒体となり、まれではありますが、人にうつることがあります。下痢、めまい、嘔吐あるいは自覚症状が出ないことがあります。たいてい自然治癒しますが、時には薬を必要とする場合があります。ペットを寄生虫から守るためには予防接種をきちんと受けさせ、ノミやダニを寄せ付けず、定期的にお風呂へも入れてあげましょう。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA)
人はこの抗生物質耐性菌に感染しますが、ペットが感染することもあり、またキャリアになります。膚や傷口を通してペットから感染します。ペットの世話をしている時は清潔を心がけ、手術後間もない人や免疫力の低い人は近づかないようにしましょう。感染すると、膿がたまったニキビか、おできのような皮膚感染症が出ます。重症の場合は肺炎や血液、関節に炎症が出ます。あなた自身、あるいはペットに症状がみられる場合は、医師や獣医の診察を受けましょう。治療は膿を排出し、抗生物質が処方されます。
心配は無用です
飼っているペットがかかる病気のすべてに対して心配する必要はありません。動物がよくかかる病気の多くは、人に感染しません
• 犬糸状虫: 蚊が媒体となり心臓や肺寄生します。(犬フィラリア)
• パルボウィルス: 子犬がウイルスに感染すると嘔吐や下痢をします
• ジステンパー: ウイルス性の病気で発熱や咳を起こし、やがてイヌの神経組織に異常をきたします。
新しく飼ったペットの症状に気になることがあれば、かかりつけの医師や獣医に相談しましょう。
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