ペットのくすりやさん
Home
Menu
商品カテゴリー
カート
商品検索

Home

新着情報

カート

商品一覧

商品カテゴリー

コラム一覧

お問合せ

サイトマップ

現在のカートの中

商品数:0点

合計:0円

商品カテゴリー

★お買い得商品★(0)

サプリメント(4)

その他(薬以外)(0)

目の病気(6)

耳の病気(1)

鼻の病気(2)

口・歯の病気(3)

呼吸器の病気(4)

心臓の病気(17)

足・爪の病気(2)

皮膚の病気(23)

消化器・内臓の病気(5)

泌尿器・生殖器の病気(11)

痛み・関節・骨の病気(12)

感染症(15)

血液系の病気(2)

がん・腫瘍(7)

アレルギー(9)

その他の病気(10)

甲状腺の病気(8)

副腎の病気(4)

商品検索 キーワード

  • 2020年06月10日

  • ヘビに咬まれた時、なぜ猫は犬より耐性があるのか?



  • 出典: Science Daily/ Why cats have more lives than dogs when it comes to snakebite
    https://www.sciencedaily.com/releases/2020/05/200518184916.htm
    2020年5月18日
    クイーンズランド大学

    猫は毒ヘビに咬まれた時、犬より倍の確率で生き延びる、この不思議な現象の裏にある理由がクイーンズランド大学の研究によって明かされました。

    博士課程の学生クリスティーナ・ズデニェク女史とブライアン・フライ准教授率いる研究チームはもふもふの友人達の命を救う助けになることを望み、犬と猫でヘビ毒の凝血作用に対する結果を比較しました。

    フライ博士 「ペットの猫と犬にとってヘビに咬まれることは世界中どこでも起こり得ることであり、致命的ともなります。

    主な原因はヘビの毒がおこす消費性凝固障害という状態によるもので、血の凝固機能が失われ悲しいことですが出血多量で死に至るのです。

    オーストラリアでは、毎年報告される国内でペットが毒ヘビに咬まれる事故の76パーセントがイースタンブラウンスネーク(学名: Pseudonaja textilis)によるものとなっています。

    そして、たった31パーセントの犬が抗毒素なしでイースタンブラウンスネークの咬み傷から生き残ることに対して、猫はおよそ倍の66パーセントが生き残る数字が出ています。

    さらに猫は抗毒素を投与される治療を受ければ生存率が非常に高く、現在までその差について理由はわかっていませんでした。」

    フライ博士と彼のチームは研究室で犬と猫の血漿(けっしょう)に対する効果をテストするために、イースタンブラウンスネークだけでなく 世界中で見られる10のヘビ毒を追加し凝固分析器を使用しました。

    ズデニェク女史「すべてのヘビ毒は猫または人間に対し犬の血漿に早く作用したのです。

    このことは、犬のほうが血液凝固が失われる段階に入る時間が短く、従って、これらのヘビ毒の影響を受け易い、ということを示しています。

    血液の自然な凝固時間は、ヘビ毒を除いても犬のほうが猫のそれに対し劇的に早かったのです。
    犬は元来血液凝固が早くそれがこのようなヘビ毒の影響を受け易くしていると言えるのです。

    これは、犬が猫より急速な徴候と致死影響の始まりを示しているカルテと一致しています。
    また、猫と犬の行動に見られる違いは、犬の毒ヘビに咬まれ死ぬ可能性を増やしていると言えます。」

    フライ博士「犬は通常鼻と口で確認をしますが、非常に血管が集まっている部分なのです。猫はと言うと、しばしば繰り出される猫パンチの一撃ですよね。

    そして通常犬は猫より活発ですが、その性質がヘビに咬まれた時に悪影響となってしまいます。なぜならヘビ毒の体内での広がりを遅らせるためにはできるだけ動かずじっとしていることが重要だからです。

    研究者は、彼らの洞察力が犬の致命的に短い時間の間に治療を受けさせる気づきにつながるよう期待しています。
    愛犬家である私たちにとって、この研究は国内に絞っていますが、世界的に見ても意味のあることです。

    私には毒ヘビに咬まれ10分以内に大型犬を失った友人が2人います。イースタンブラウンスネークに咬まれたためではありましたが、それはたいした意味をもちませんでした。

    あっという間に致命的となるヘビの毒が犬にもたらす影響を強調しているのです。」