• 2016年05月18日
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  ネコの平均体重

  
  
• コラム出典: Average Weight of a Cat
  http://pets.thenest.com/average-weight-cat-4141.html
  
  
  ネコは怠惰と多動のユニークな組み合わせで成り立っており、ほとんどの人間がうらやむであろう代謝をもたらしています。ネコたちは短時間のエネルギー発散を伴う長時間の居眠りと、そして普段は充分に動き回ることを両立させていますが、もちろん例外もあり、ガーフィールドに象徴される文字どおり肥満のネコになることもあります。
  
  体重の変化
  すべてのネコの体重はXであるべきであるということは、すべての自動車の燃費は1ガロンXマイルでなくてはならない、と言っているようなものです。
  避妊手術か去勢手術、またネコの種類や健康状態などの要因は理想体重に影響します。概して、シャムネコで5ポンド程度からメインクーンの25ポンドまで、ネコの健康的な平均体重はさまざまです。室内飼いのネコは、エサ皿に忍び寄るために頭を働かせたり機敏に動く必要がないため、外飼いのネコより太っています。また座り心地のいい椅子は、特に必要がない限りは立ち上がって何かをするという気力を失わせます。
  
  肥満
  飼いネコの多くは椅子の上や日なた、飼い主のベッドの上でだらだらと1日を過ごし、おやつをくすねるか、トイレに行く時だけその心地よい場所から動きます。ああ、そんな生活をすることは、あなたのネコと同じくらい難しい!しかしこのゆったりした生活は、あなたのモフモフした友達の体重に悪い影響を与えることがあり、あなた自身もすぐに理想体重をオーバーしたネコを手にすることになるかもしれません。
  ペット肥満防止協会(APOP)は、アメリカ中のネコの54パーセントが体重過多または肥満だと推測しており、その数は5000万近くに達します。万一、ペットを見下ろしたときにウエストが確認できない、または脇腹を手でさすったときにあばら骨をほとんど感じられない場合は、ネコの体重が重すぎることを意味します。
  
  健康問題
  横たわって丸まっていたり、グルーミングの最中に自分では届かない場所を必死に毛づくろいをしようとしている姿など、太り過ぎのネコは明らかに滑稽ですが、現実問題として太ったネコは病気のネコです。人間のように、ネコも体重過多により高血圧や糖尿病、腎臓問題などの健康リスクを被ることがあります。ネコは体調が悪いと伝えることができないだけであって、決して調子がいいというわけではないのです。あなたのトラネコが後戻りできなくなる前に、獣医師のもとを訪れて健康問題をチェックしましょう。
  
  丈夫な体づくり
  ずんぐりとしたネコを減量させるには強い意志と努力が必要です---必要なのはネコではありません、飼い主です。おそらく、余分な体重を減らすのに必要なことをネコは好まないでしょうし、そしてそのことを大声で伝えるでしょう。
  ネコの健康と減量について獣医師と話し合い、毎日必要とするカロリーだけを与える計画を立て、それ以外は与えないようにします。いつもよりもネコと一緒に遊ぶようにして運動量を増やすか、エサ皿をカウンターに上に置いたりキャットタワーのいちばん上にキャットニップをばらまくなどして、定期的に歩かせたりよじ登らせるような意欲を与えましょう。ネコを何かに対して取り組むようにさせますが、急激に変化させ過ぎてはいけません。さもないとあなたを引っ掻いたり、変な場所で粗相をしてあなたに仕返しをするかもしれませんよ。