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- 2019年07月24日
シニア犬の健康で気をつけるべき7つのこと
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コラム出典: PetMD 7 Health Issues to Look for When You Have an Older Dog
https://www.petmd.com/dog/general-health/7-health-issues-look-when-you-have-older-dog?icn=HP-HEALTH&icl=7%20Health%20Issues%20to%20Look%20for%20When%20You%20Have%20an%20Older%20Dog
Hanie Elfenbein, DVM, PhD 2019年5月7日更新
すべてのイヌは年を取ります、私達同様に老いのスピードには個体差がありますが、特に犬種とサイズによる差は大きくなります。例えば、グレートデンのような超大型犬は、およそ5-6歳で一般的にシニアとなりますが、チワワのような小型犬では、10-11歳となってからシニアの仲間入りという感じです。あなたの大切な愛犬がシニアの仲間入りをしたら、愛犬の健康に起こり得る変化について心構えを持つことが必要です。動物病院で定期的に検診を受けましょう。多くの獣医師は年2回の検診を推奨しています。
以下に挙げる項目の中で気づいたことがあれば、獣医に相談して下さい。
1. 視力の低下とその他の目の健康問題
愛犬が物にぶつかるようになった、落ちるようになった、または、目に(赤みやくもり等の)視野を妨げる症状が見られるようになりましたか?愛犬は視力を損失しつつあるか、目に疾患があるかもしれません。
視力の悪化はイヌの老化現象で普通にあることです。加齢と共に多くのイヌは角膜に曇りが生じてきます、そしてこれは自然なことではありますが、視力の精度を減少させるのです。加齢によるものではあるかもしれませんが、獣医のところへ愛犬を連れてゆき治療できる眼の病気、例えば角膜のダメージ、ドライアイ、または結膜炎などなら治療を受けさせてあげましょう。白内障は、手術によって治療されることもあります。
失われた視力を元に戻すことはできませんが、あなたが愛犬を補助してあげられることはできるのです。獣医に視力を失った犬の世話の仕方について相談してください。
2. 尿失禁 / 排尿困難
おもらしをしてしまう、または尿が出にくいということは、腎臓病または尿路感染症である場合があります。どちらも中年の以降のイヌにみられます。幸いにも、尿失禁と排尿困難は、投薬または食事の変化でしばしば軽減されることができます。尿失禁は、尿路感染症にあっという間につながりますので、気になる時は獣医に相談してください。
3. 息がくさい、歯茎からの出血、その他の口内の健康問題
丁寧に愛犬の歯を磨いていなかった、もしくは定期的に動物病院で口内クリーニングを受けさせていなかったとしたら、愛犬は口内の病気(口臭、過度のだ液、歯肉炎または歯を失う)の兆候が出るようになるでしょう。口内衛生はつまるところ、まめにケアをしているかどうかが基本になります。いつから始めても遅くはありません。愛犬を動物病院に連れて行き、どうやって問題を解決するか、ならびに将来のための予防策について相談してください。
4. しこり、こぶ、その他の皮膚疾患
あなたの愛犬は年齢に関係なく、皮膚疾患にかかる可能性があります。しかし、シニア犬はその可能性がさらに高くなります。皮膚疾患は、湿疹、皮膚の荒れ、膨張、しこり、ドライスキンまたは脱毛として現れるかもしれません。しかし、エサを変えるなどで症状を軽減するか、根本的治療をするために獣医できることがありますので、相談してみてください。
シニア犬において皮膚の下にしこりができることは珍しくありません。脂肪腫はわりとある症状で、良性のもので問題を引き起こすことはありません。しかし、悪性の腫瘍と良く似ているので、動物病院で検査を受けることが一番です。しこりは出始めの時、大きくなった時、形や大きさが変わった時に注意が必要です。
5. 体重の増減
体重が増えがちで食事制限をしなくてはならないあまり活動的でないシニア犬がいる一方で、体重維持が難しくカロリーや嗜好性の高いエサが必要なシニア犬もいます。太りすぎも体重不足のどちらも、あなたの愛犬にとって好ましいことではありません。体重過多あるいは肥満気味の場合、病気、例えば糖尿病、心臓病、関節炎、ガンなどを発症する率が高くなります。
かかりつけの獣医とどのタイミングで成犬用からシニア犬用のエサに切り替えるべきか相談しましょう。
シニア犬によくある症状に対処できる療法食のメリットについて訊ねてみてください。加えて、シニア犬に合った日々必要な運動についても相談してみましょう。正しい食事と運動は老化の兆候を遅らせ、長生きをさせてあげるのにとても大切なことです。
6. 遊んだり、動き回るのが困難になった
以前は室内や外でおもちゃを投げては取りに入っていた活動的だった愛犬が動き回るのが困難になるのを見るのは辛いことだと思いますが、関節の問題、例えば関節炎はシニア犬にとってよくあることです。 かかりつけの獣医と抗酸化物質やオメガ3脂肪酸などをエサに加えるべきか、など相談することは役に立つでしょう。
家の中の段差を少なくしてあげることや、クッションが関節をサポートする犬専用のベッドなどは動きづらくなったシニア犬に役立つものです。リハビリも機能の回復の面で老化が進む愛犬にとって効果があるものです。
7. 問題行動と記憶の低下
愛犬の行動が変わるのは、高齢化していく中でありがちなこと、または犬の痴呆(犬認識機能障害)の症状かもしれません。ですので、愛犬が混乱、方向感覚の喪失、記憶喪失、短気、ペースの変化、または性格の変化などの徴候が出た場合、獣医の診断の必要があります。
犬の認識機能障害の具体的な徴候は、夜に起きている、徘徊している、おもらし、そして、以前は理解していた指示(例えば、座れ、止まれ)を忘れる、があります。
以上
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