コラーゲン Collagen
成分説明
生体を構成するタンパク質の一種です。血管や皮膚、骨、軟骨、目の角膜、消化管などを中心に生体内組織間を満たす外マトリックス(細胞外基質)として豊富に存在しており、組織同士の結合や支持に関与しているほか、その伸縮性のある繊維状の構造によって組織に柔軟性や弾力性を与える役割も併せ持っています。
コラーゲンは、生体内のアミノ酸がビタミンCの働きによる酵素の活性を受けて生成されます。しかし加齢によってその生成が減少する上、古くなったコラーゲンも弾力性や柔軟性を失うため、皮膚のハリの損失、骨強度の低下、軟骨、血管の硬化などがもたらされ、皮膚の老化や軟骨の摩耗による変形性関節症の発症、動脈硬化による心疾患などにつながるとされています。そのためサプリメントなどによってコラーゲンを補給することは、科学的機能性については解明されていないものの、老化現象や関節炎、そして循環器系の疾患予防に有用であると考えられています。
成分分類
その他
適応
変形性関節症(骨関節炎)
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