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- 2013年08月22日
ウサギと遊び
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コラム出典: Rabbits
http://rabbits.chandrabeal.com/article_rabbit_toys.htm
もしあなたが初めてウサギを飼うことになった場合、ウサギというものが「じっと一ヵ所にうずくまっている」生き物ではないことに驚かされるでしょう。既に一緒に生活している人は、いかに活発で好奇心旺盛であるか、また人に慣れさせるために飼育かごから出してあげるとどれだけ滑稽であるかを知っています。飼育かごに閉じ込められていたり、一匹で屋外のウサギ小屋に放置され、人間やほかの動物との交流がないウサギは、非常に退屈な思いをしています。
ウサギに玩具を与えることは、いくつかの理由により非常に大切なことです。玩具は、ウサギが家に一匹で取り残されている時に精神的な刺激を与えます。ウサギは決められたことを繰り返す習性があるため、何かしらすることがある状況を好みます。玩具はウサギに環境と触れ合わせ、意欲をかき立たせ、刺激を与え続けます。また運動する機会を与え、すっきりした体型と健康をもたらします。運動の場を与えられないウサギは体重過多になるだけでなく、退屈さからうつ状態となってしまうことがあります。退屈しているウサギは、自ら刺激を求めてカーペットや家具、そしてコードなどを噛みちぎったり、穴をあけたり、引き裂いたりするようになります。玩具はウサギの退屈さを紛らわすのに非常に有効な手段であり、しいてはあなたの住居やあなたの正気、そしてウサギ自身をも守ってくれることでしょう。もしウサギが玩具と夢中で遊んでいるようであれば、破壊的な行動を取る心配はほとんどありません。
既製の玩具を完全に無視するウサギもいます。しかし例えそのような素振りが見られたとしても、それは遊びを必要としないということではありません。ソファによじ登ることを楽しんだり、ベッドのまわりをぐるぐると走り回ったり、ダンボールを引き裂いたり、庭を跳ねまわることを楽しむウサギもいます。かくれんぼのような遊びを楽しむものいるでしょう。私の飼っているウサギはクローゼットの中に隠れ、私に見つけられることを好みます。隠れる場所はいつも同じ場所ですが、それはご愛嬌ということで目をつぶってあげましょう。
一般にウサギの玩具は高額ではなく、簡単に手に入ります。あなた自身で玩具を作ってあげることもできるんですよ!下記にいくつかの例を挙げておきます。
紙袋やダンボール箱は、ウサギがもぐり込むのにちょうどいい大きさです。通常ウサギは、箱や家具など何らかの下でくつろぐことを好みます。あなたの家に宅配便が届いたら、その箱で遊ばせてあげてください。大きなダンボール箱に2ヵ所以上の入り口を作ればウサギの家が完成です。ほら!もう玩具ができました。ウサギたちはリフォームすることも非常に好きですよ。
ペーパータオルやトイレットペーパーの芯は安く、簡単に手に入るものですが、これらはウサギが噛んで遊ぶのに最適です。
引き裂いた紙や広告、雑誌などを詰めた籐かごや箱、またはもぐり込むことができる干し草などは、ウサギが長時間楽しめるでしょう。
電話帳は引き裂いて遊ぶことに適しています。ほとんどのウサギがAからZまできれいに引き裂くことでしょう。
プラスチックのボールのような猫の玩具も、ウサギの玩具になります。鈴など取れやすい飾りの部分は、あらかじめ取り除いておきましょう。ウサギたちは歯で捕まえることができる玩具を投げて遊ぶのが好きです。
投げて遊んだり、かごからつり下げて噛んだり、体ごとぶつかって遊べる小鳥のおもちゃもウサギに人気があります。
赤ん坊用のがらがらや、プラスチック製のおもちゃのカギ(歯固めではありません)もウサギの玩具になります。
よじ登ったり、噛んだりすることのできるスロープや窓のついたネコ用のコンドミニアム(キャットタワー)では、何時間も夢中になって遊ぶことでしょう。
身の回りにあるゴムボールや円柱の形をした箱、または小さな空き缶など、つついたり転がしたりできるものもいいでしょう(大きな音が出るものであれば、より最適です)。
古いタオルでも、寄せ集めたり、滑らせたり、破いたり、引き裂いたりと、さまざまな遊びができます。
乾いた松ぼっくりはウサギにとってはおいしいおやつとなります。
樹齢3ヵ月以上の木材や小枝、丸太などであれば遊ばせることができます。リンゴの木の枝は食べさせることができますが、桜、桃、アプリコット、すもも、セコイアなどの枝は、ウサギにとって有毒となるので食べさせないようにしてください。
海草やトウモロコシの皮をつなぎ合わせた安価な敷物を必要に応じて切って使用することもできます。積み重ねられたこれらの敷物をちぎって遊ぶのを好むウサギもいれば、1枚で遊ぶことが好きな場合もあります。ウサギが歯で引っ張って遊べるように重たい物につなぎ止めてあげてみてください。これらの敷物はウサギが食べてしまっても問題ありません。
どのようなものを玩具として与えるにしても、ウサギがプラスチックや段ボールの大きな塊を飲み込んでしまわないように注意してください。
ウサギの玩具には、ダンボール箱のようなシンプルものから精巧に作られたジャングルジムのようなものまでさまざまなものがあります。ウサギにとって遊ぶ時間は必要不可欠です。床の上で玩具と遊ぶよう促してください。家具を噛んだりする代わりに玩具で遊ぶようであれば、そのことをほめてあげてください。ウサギの遊んでいる様子を見れば、ウサギには抜群のユーモアのセンスがあり、遊ぶことを心から楽しんでいるのがわかるでしょう。そして一緒に遊んであげることによってウサギが喜びを表現する「滑稽な動き」や、ウサギのダンスとして知られている前足を打ち合わせてぴょんととび跳ねる動きを見ることができるでしょう。きっと驚きますよ。
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