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- 2014年06月24日
インコを健康的に飼うための手引き
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コラム出典: Tips to Keep Your Parakeet Healthy
http://vetmed.illinois.edu/petcolumns/petcols_article_page.php?PETCOLID=96&URL=0
有資格鳥類獣医のケン・ウェル医師によれば、「鳥を買うときは評判のいい店を選ぶのがベスト」だそうです。
「”インコ"はオウム科における小型で長尾、やせ型オウムの総称」とのことで、中でもセキセイインコはオーストリア原産のインコの特定種で、一般にインコと言えばこの種を指します。
健康な鳥は見た目にも清潔、活動的、伸びた背筋、そして美しい羽をしており、お店にいる鳥のすべては健康的でなくてはいけません。また購入後は獣医師の検査を受け、最初の1年は定期的に、その後は毎年検査を受けさせることが重要です。
ジャングルにいる野生の鳥は、自分自身を保護するために病気であることを隠します。犬や猫と同様、鳥も腸内寄生虫に感染するので、隠れた病気を発見するには獣医に血液検査してもらう必要があります。感染している寄生虫の種類は糞便検査を受ければわかるので、その結果に応じた治療をします。オウム病は鳥を虚弱や鈍化、食欲低下などにより急激に鳥の体重を減少させますが、この病気の有無は検査で確認することができます。
「健康的な鳥には、掃除しやすい安全な鳥カゴが必要です。底には新聞紙を敷き、いちばん上の新聞は毎日取り換えてください。また止まり木は飲み水やエサに糞が落ちないような場所に設置し、止まり木が汚れた場合は、その都度汚れをこすり落としてください」とウェル医師は言います。
鳥の足を傷つけないように止まり木は紙やすりで覆わないでください。また足の痛みを防ぐためにも大きさや形は定期的に取り換えるようにしてください。
栄養のバランスが取れた食事は、鳥にとってとても重要です。混合タネはそれだけでは完全ではないので、野菜やマメなどでビタミンを補給し、また肉や乳製品でたんぱく質やカルシウムを補給してください。中には栄養のバランスが取れたペレット状のエサもあります。
さらにウェル医師は、「鳥はとても社交的な動物で、誰かから気にかけてもらったり、話しかける相手が必要です」とも言及しています。
鳥の気を引くような安全なおもちゃを与えるほか、活性のために鳥カゴの周囲に囲いを置いてください。鳥を撫でてあげることは彼らを落ち着かせる手助けとなり、また鳥も頭を引っ掻かれることを楽しみます。これらの行為は、彼らが野生で行なっている相互の羽づくろい動作の再現でもあります。少量の水を緑に与えたり、水を少し吹きかけることも、羽づくろいを奨励します。
もし鳥が扱いにくくなったり活発になった場合は、羽切りが役立ちます。これにより低い位置は滑空できますが、飛ぶことはできなくなります。羽切りを頻繁にそして根気よく行なうことで、通常は鳥を落ち着かせることができます。
犬に"おすわり"を教えるように、鳥におしゃべりを教え込むには繰り返しと忍耐が必要ですが、すべての鳥が話せるようになるわけではありません。「関係を築くことができる鳥もいれば、電話番号や住所を教え込まれる鳥もいます」とウェル医師は語ります。
鳥におしゃべりを教え込む場合は、頻繁に短いフレーズを何度も繰り返してください。一旦言葉を覚えてしまえば、後は新しい言葉を覚えることは比較的簡単です。さらに”上”や”下”など、指に上り下りさせるような命令を教えることもできます。
さらにインコについての指針を知りたい場合は、お近くの獣医にお尋ねください。
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