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- 2016年05月11日
イヌの救急症状
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コラム出典Urgent Dog Symptoms
https://www.vetinfo.com/urgent-dog-symptoms.html
応急処置が必要なイヌの症状に気付いてあげることは、飼い主としてとても大切なことです。ペットのどんな些細な行動の変化にも注意を払い、警告を発している症状があればそれを見つけてください。救急を要する症状には以下のようなものがあります。身震い、浅速呼吸、嘔吐、下痢、発熱、体重減少、食欲減退、引っ掻き、悪臭、気分の落ち込み。
・身震いと浅速呼吸
身震いと浅速呼吸は、ショック状態、内臓損傷、中毒、低血糖、熱中症などいくつかの深刻な問題に関係している場合があります。これらすべての状態は応急処置が必要で、適時に処置しない場合は命にかかわることがあります。
・高熱
39度(華氏102度)以上の熱は感染または熱中症にかかっている可能性があります。熱中症の場合は即座に手当てをする必要があります。さもなければイヌは発作を起こし、昏睡状態に陥るかもしれません。感染の場合はあまり深刻ではないでしょう。しかしながら獣医は感染の重症度を確定し、必要であれば抗生物質を処方します。
・嘔吐と下痢
嘔吐と下痢は、いつもでも急を要するというわけではありませんが、慢性的なようであれば、それは深刻です(イヌジステンパーなど)。
吐瀉物や排泄物に血が混じっている場合は、応急処置が必要になることもあります。
・極端な体重減少
極端な体重減少はがんや糖尿病、代謝性疾患の可能性があります。定期的なイヌの計量は健康状態を保つのに必要です。また極端な体重減少はあばらが浮き出ていたり、皮膚のたるみなど、目で見て判断できることもあります。
・食欲減退
食欲減退は多くの病気と関係しています。もし何も食べないのが1-2日であれば、それはあまり深刻ではありません。しかし連続して何日も口にしない場合は獣医の診察を受けさせてください。
・しこりと皮膚
イヌのグルーミングやマッサージをしてあげているときに皮膚にしこりや腫れを見つけたら、獣医に相談してください。これは良性腫瘍や害のない単なるできものかもしれませんが、がん性の場合もあります。
・行動の変化
病気のイヌは気分が落ち込むことがあり、またいつもと違う行動をすることがあります。場合によっては、飼い主やほかのイヌに対して攻撃的になることもあります。
・悪臭
イヌの口や耳、皮膚から悪臭がするようであれば、それは感染や歯の膿瘍、ミミダニかもしれません。歯の膿瘍は激痛を起こし、感染は血流に入り込みます。
ミミダニは不快感を引き起こし、治療しない場合は二次感染や聴力を失う可能性もあります。
・激しい引っ掻き、噛みつき
もし皮膚や足を激しく引っ掻いたり噛みつくような様子がみられたら、獣医の診察を受けさせてください。皮膚感染やアレルギーが原因かもしれませんし、または寄生虫がいるのかもしれません。もしその状況を見つけられなかった場合、感染による深刻な創傷の原因になることがあります。
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