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- 2012年04月03日
ネコのボディーランゲージ
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コラム出典: Cat Body Language
http://www.vetinfo.com/cat-body-language.html
ネコのボディーランゲージがわかれば飼い主はネコが伝えようとしていることがよく理解できます。ネコは鳴き声でも気持ちを伝えることができますが、大部分は動作と体の特性を使って表現します。
飼い主がボディーランゲージを知っていることが大切なのは、ネコがして欲しいこと、したいこと、感じていることをたいていボディーランゲージで伝えるからなのです。
目で語る
何を考えているか、どう感じているか、ネコはいろいろなことを目で伝えます。
通常は自分が考えているもの─エサであったりおもちゃであったり─の方に視線を向けています。どう感じていて何を考えているかもっとよく読み取るには、瞳孔の形を見ればいいのです。
瞳孔はさまざまな原因で拡大したり収縮したりします。ネコの瞳孔が収縮して、かろうじてわかる程度に小さくなっているときはたいてい眠っているか穏やかな気持ちでいます。瞳孔を収縮させると目に入る光をかなり遮断できます。通常は疲れていて、目に光を入れたくないことの現れです。
瞳孔が完全に拡大して、目全体が真っ黒になっているようなときは、何かに飛びかかろうとしているか、何かに興味をそそられているか、戦闘態勢に入ったことを意味しているのが普通です。光に対して瞳孔を全開にすることで、より鮮明に相手の姿を捕え、狙いをつけたものを手に入れるのです。
耳を向ける方向
ネコのボディーランゲージでとても重要な働きをするのが耳です。目と比べて耳の動きの意味を理解するのははるかに簡単です。耳がピンと立っているときは、聞こえてくる音や何かの騒ぎや声に聞き耳を立てているのです。
戦闘態勢に入ったり腹を立てたりしたときに、耳を後ろにぺったり伏せることがあります。しかし耳を伏せていても戦う気でいるとは限りません。耳にさわられるのがうっとうしいとか、人間の何らかの行動を不快に感じているだけという場合もあります。
背骨のカーブ
ネコが穏やかに寛いでいるときは、脊椎弓(背骨のカーブ)には変化がありません。ネコの背骨は骨格としてごくわずかにカーブしていますが、ほとんど目立ちません。しかし狩りをしていたり、遊んでいたり、戦おうとしているときは、背中の高さとカーブが変化します。
獲物を追って飛び掛かるときは、できるだけ地面とすれすれになるように、背中を下に湾曲させます。こうすることで獲物に気づかれにくくなり、獲物が捕らえやすくなるのです。単にふざけているときや何かに驚いたときには、背中を上に大きく湾曲させ、背骨の両側の毛を逆立たせることがあります。
怒ったり戦闘態勢に入ったりしたときは、背中のカーブは通常低いままで、姿勢自体も低く、地面に近づけています。戦う意欲満々のときとふざけているときの大きな違いは、毛が背骨に沿ってまっすぐ立ち、さらに身をかがめているという点です。
背骨のカーブがこのように変化して、同時に耳を後ろにぺったり伏せていればネコが戦闘態勢に入ったことを示しているのです。
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