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ポイント!
早期発見の鍵を握るのは定期的な健康診断。特に高齢になってからの診断は欠かさないようにね。
販売終了 イヌやネコの脳腫瘍やリンパ腫の治療薬。腫瘍細胞の増殖を抑制し、症状の寛解や延命効果をもたらします。
シーヌ 10mg (20カプセル)【販売終了】
CeeNU - 10mg (20 Capsules)
販売価格(税込): 30180 円
オリジナル商品名 :
製薬会社名 ブリストル・マイヤーズ スクイブ
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
適応症状 :
脳腫瘍 リンパ腫
商品紹介 :
シーヌは脳腫瘍やリンパ腫の化学治療に効果が認められている抗がん/抗腫瘍薬です。
細胞が過剰に増殖することによって形成される塊を腫瘍と呼びます。発育が比較的緩慢で転移や浸潤の認められない良性腫瘍と、急速に増殖し他組織への転移や浸潤の認められる悪性腫瘍とに分けられ、悪性腫瘍は別名がんとして知られています。
発生した腫瘍が悪性腫瘍である場合、その病巣が他組織へ広がり正常な細胞を破壊することによって致命的な状態を引き起こすため、一刻も早く腫瘍自体の除去や腫瘍の増殖を抑制する処置が必要となります。
一方の良性腫瘍は、他組織への影響がない腫瘍であり、発生によって生命を脅かすものではないため経過観察とされる場合がほとんどですが、中には大きくなって周辺組織を圧迫することで機能障害を引き起こしたり悪性になる可能性もあり、これらに関しては悪性腫瘍と同様の治療が必要となる場合もあります。
ペットの高齢化が進むにつれ、動物においても心疾患や腎疾患など加齢に伴う疾患が増加しています。腫瘍性疾患もその例外ではなく、高齢の動物における良性/悪性腫瘍の発生も多く認められ、現在では高齢の動物における死因の上位を占めるようになっています。
これらの動物の腫瘍性疾患の治療方法は、人間と同様に外科療法、放射線療法、化学療法、緩和ケアなどが用いられていますが、人間と比べて体が小さいことや、動物への使用に適した機材が充実していないことから、治療の選択肢が狭められてしまうことも珍しくはありません。しかし高齢のイヌに多く見られる脳腫瘍や高齢のネコに多く見られるリンパ腫などにおいては、比較的抗がん/抗腫瘍剤に反応する腫瘍が多いことから、薬剤による化学療法が広く用いられるようになっています。
シーヌは古くから良性/悪性腫瘍の治療薬として用いられているアルキル化剤の抗がん/抗腫瘍薬です。有効成分のロムスチンには腫瘍細胞のDNAの複製形成を妨げてその増殖を不可能としたり、細胞死を引き起こす作用があり、これらの働きによって腫瘍の成長を制御する効果を発揮します。またその作用が殺傷的であり、細胞分裂期にも関係なく発揮されることから、抗がん/抗腫瘍薬の中でも強力で、罹患している動物における数々のケースにおいて長期の寛解期間や生存期間をもたらすことが報告されています。
しかしその反面、正常な周辺組織にもその作用を発揮し、骨髄抑制をはじめとした副作用が引き起こしやすい傾向があるため、化学療法に深い知識のある獣医師の指示に従って使用することが大切です。
使用方法 :
※シーヌは動物用医薬品としても使用されている人間用医薬品です。また骨髄抑制など重篤な副作用を伴う抗腫瘍薬であることから、自己判断せず、獣医師の指示に基づいた量を使用してください。※