使用方法 :
※下記はプロパリンの使用量のガイドラインです。正確な使用量、使用方法。そして使用期間などは獣医師の指示に従ってください。
1日3mg/kgを分割し餌と共に与えます。例:1.5mg/kgを1日2回、或いは1.0mg/kgを1日3回与えます。
体重5kg未満イヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=15mg):
0.15ml x 2回、または0.10ml x 3回
体重5-10kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=30mg):
0.30ml x 2回、 または0.20ml x 3回
体重10-15kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=45mg):
0.45ml x 2回 、または0.30ml x 3回
体重15-20kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=60mg):
0.60ml x 2回、または 0.40ml x 3回
体重20-25kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=75mg):
0.75ml x 2回, 0.50ml x 3回
体重25-30kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=90mg):
0.90ml x 2回、または0.60ml x 3回
体重30-40kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=120mg):
1.20ml x 2回、または0.80ml x 3回
- この薬の説明書(日本語訳)はこちら
- ベトキノール社
動物用処方箋薬
子供の手の届かない場所で保管してください。
動物用治療薬としてのみご使用してください。
プロパリン
塩酸フェニルプロパノールアミン 50mg/mL
雌犬の尿道平滑筋機能不全に関連付けられる尿漏れの治療薬です。
使用方法:
投与量-雌犬:
1日3mg/kgを分割し、エサと共に与えます。
例:1.5mg/kgを1日2回、あるいは1.0mg/kgを1日3回与えます。
体重5kg未満イヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=15mg):
0.15ml x 2回、または0.10ml x 3回
体重5-10kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=30mg):
0.30ml x 2回、 または0.20ml x 3回
体重10-15kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=45mg):
0.45ml x 2回 、または0.30ml x 3回
体重15-20kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=60mg):
0.60ml x 2回、または 0.40ml x 3回
体重20-25kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=75mg):
0.75ml x 2回, 0.50ml x 3回
体重25-30kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=90mg):
0.90ml x 2回、または0.60ml x 3回
体重30-40kgのイヌ( 1日のフェニルプロパノールアミンの投与量=120mg):
1.20ml x 2回、または0.80ml x 3回
(使用方法:添付説明書の図を参照してください)
1. チャイルドプルーフキャップを開けます。キャップを押しながら左回りに回してください。
2. 計測用のシリンジの先を、ピストンを引かない状態のまま容器の開け口にしっかりと差し込みます。
3. シリンジを持ち容器を逆さまにします。空気が入るのを避けるため、ピストンをゆっくりと引きながら目盛りに沿って必要量を測ります。
4. 容器を元の状態に戻します。シリンジの容器に差し込んだ部分に近い箇所を持ち、注意しながらシリンジを回しながら容器から外します。
5. ピストンを押しながら、計測したプロパリンを完全に犬のエサに回しかけます。
6. 容器のキャップを右回りに回してしっかりと閉めます。使用後は容器を子供の手の届かない場所で安全に保管してください。
7. 清潔なティッシュかペーパータオルで、シリンジの先に付着したプロパリンを拭き取り、清潔な場所で保管します。シリンジの洗浄が必要な場合には、ピストンを抜き取り、お湯でゆすいでください。
8. 完全に乾かし、シリンジの内部が濡れていないことを確認してからピストンを差し込んでください。
使用禁忌、および使用における注意事項
妊娠している雌犬における使用は禁忌とされています。
上記で推奨されている使用量を超過して使用しないでください。
授乳中の雌犬に投与した場合の影響に関する報告はありません。
副作用
交感神経作動薬の使用は、交感神経系を過度に刺激した時にみられるようなさまざまな症状を引き起こします。人間においては頭痛、高血圧、そしてめまいが報告されています。
ソルビトール(甘味料)には下痢を引き起こす性質があるとされていますが、推奨されている使用量においてはそのような症状がみられることはないとされています。そのため交感神経系の過度な刺激による症状は、フェニルプロパノールアミンの過剰摂取によるものである可能性が高いと考えられます。攻撃性や落ち着きのなさが、治療を受けた何割かの犬において認められています。また、プロパリンを過剰摂取(2.5mg/kgを1日3回)した犬において、活動力の低下や食欲不振が報告されています。治療は症状に応じて行なうようにします。過剰摂取における解毒剤はありません。
人間に対する安全性
子供が誤飲した場合、毒性が認められることがあります。使用後はチャイルドプルーフキャップをしっかりと閉め、子供の手の届かない場所で保管して下さい。
応急処置:
中毒症状が認められた場合には速やかに医師、あるいは毒情報センターに報告して下さい。 電話番号(オーストラリア):131 126
その他の注意事項
開封後は3ヵ月以内に使用し、未使用分は廃棄してください。
獣医師の監視下、あるいは指示に従って使用してください。
25℃以下(エア・コンディションによって管理された)で保管してください。
空の容器は紙に包んでごみ箱に捨ててください。(日本では自治体によって決められた区分に従って処理してください)
販売形態:
30mL、100mL
APVMA 認証番号:53680/0604
販売元:
Ausrichter Pty. Ltd., 2/21 Chester St.
Camperdown NSW 2050
製造元:
VETOQUINOL S.A.70204 LURE Cedex (France)
3053028 0604 C