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ポイント!
ジアルジア(ランブル鞭毛虫)症の対処には、飼育環境を清潔に保つことも大事だよ。
慢性的な下痢や嘔吐を引き起こすジアルジア(ランブル鞭毛虫)の治療薬。炎症性腸疾患(IBD)にも効果があります。
フラジール (メトロニダゾール)200mg (15錠)
Flagyl (Metronidazole) - 200mg (15 Tablets)
販売価格(税込): 260 円
オリジナル商品名 : フラジール
製薬会社名 ピラマル・ヘルスケア
適応症状 :
ジアルジア症(ランブル鞭毛中症) 炎症性腸疾患(IBD)
商品紹介 :
フラジ―ルはニトロイミダゾール系に属する抗生物質、メトロニダゾールを有効成分とする薬です。イヌやネコをはじめとしたペットに多く見られるジアルジア(ランブル鞭毛虫)症の治療薬として広く用いられているほか、慢性的な下痢や嘔吐を症状とする炎症性腸疾患(IBD)の治療にも効果が認められています。
下痢や嘔吐などは、ペットにおいても比較的頻繁に見られる症状です。その大半が食べすぎや早食い、食あたりなどにに対する一過性ですが、ほかにも消化不良や有害物質の誤食、毛玉の排出といった生体の防御反応、また感染症や悪性腫瘍などの病気によって引き起こされるものもあり、その原因は実に多岐にわたります。さらに、長期におよぶ慢性的な下痢や嘔吐は、それらに伴う体重の減少や発育不良、そして脱水症状による衰弱などの症状を招くことも少なくなく、場合によっては命を落とすこともあります。
慢性的な下痢や嘔吐の原因となりうる疾患が、ジアルジア症や炎症性腸疾患(IBD)です。前者はジアルジア(ランブル鞭毛虫)と呼ばれる原虫の消化管への寄生、また後者は何らかの原因において消化管に慢性的な炎症が引き起こされることによって発症することが知られています。
これらの疾患に対して有効性が認められているのが、フラジ―ルの有効成分であるメトロニダゾールです。細胞内で活性体へと変化し、そのDNAを損傷することにより寄生しているジアルジア原虫を死滅させ、体外に排泄させる作用を持っています。また体内の免疫組織の働きを調整する作用もあるとされ、原因不明の腸炎のひとつである炎症性腸疾患(IBD)の症状を効果的に緩和することができることから、その良好な状態を維持する目的で使用されることもあります。
使用方法 :
※フラジ―ルは動物用医薬品としても使用されている人間用医薬品です。そのため実際の使用量に関してはかかりつけの獣医師に確認し、獣医師の指示に基づいた量を使用するようにしてください。
なお下記は、世界で最も信用されている医学書のひとつであるメルクマニュアルの獣医学版,Merck Veterinary Manualによって提供されているメトロニダゾール錠の使用量です。※
●ジアルジア(ランブル鞭毛虫)症の治療として
通常は、25mg/kgを1日2回、5-7日間経口投与します。
・妊娠中の動物への投与によって胎児の奇形を引き起こすことがあります。妊娠中の動物への投与は避けてください。
・苦みが強いため砕いて投与しないでください。